カテゴリ:日々の雑感
今から春先の新学期にかけて、毎年恒例の生徒募集期に入ります。
この募集活動というもの、とても原始的でとても偶発的な部分があるのですが、恐らく数千分の1の確立で毎年新しい生徒と巡りあうことができているのです。 一般論では、チラシに対する反応は1000枚に1件ほどだといわれます。そんな確立ではありますが、私は、この時期、とても原始的ではあっても、自分の足で1000枚単位を何日かにわけて一軒ずつポスティングしています。 原始的でしょう! でもね。 自分の足で思いを込めてやることが、出逢いに対する期待そのものなんです。 子供用の三輪車や自転車のあるお宅の前を通ると、そのたびに新しい出逢いがありますようにと思いますし、手持ちのチラシが減って行く事を楽しみに変えながら黙々とポスティングをやるのです。 新聞店などに持ち込めば簡単で苦労もないのですが、苦労がない分手応えもまたないのが嫌で、原始的かつ時間がかかる方法ではありますが、その手応えを感じたいという気持ちで毎年これを続けています。 実は、チラシの効果よりは、圧倒的に口コミや生徒が友達を紹介してくれたりすることからの出逢いの方が多いのです。 先週、今週もそうしたご縁があって、体験レッスンをいくつか予定しています。 理屈や計算では計りきれないのが、こうした出逢いなんですね。 だからこそ、出逢えた事そのものが、「ご縁」の様な気がしているのです。 ブログでの出逢いもよく似ていますよね。 見ず知らずの国や地域や環境で暮らしてきた人同士が、ひょんな偶然からそのブログに巡り合い、文字から自然と染み出してくるような人柄に不思議な吸引力を感じてしまう。 さらに、不思議な事は、最初の出逢いで感じた第一印象は、その後もほとんど変わることなくそのまま感じ続けています。 これは、たまたま私の出会えた方々が良い方ばかりだからかも知れませんが。 きっと、その方々が自分をWEB上に完全に出せないまでも、人間としての本質はやはり、言葉尻や文章の中に染み出してくるからだと思います。 良くも悪くも人間性というものは、巡りあう人にとっては「感じ取るもの」なんでしょうね。 良い出逢いに大いに期待しつつ、地道に出逢いのキッカケを造り続けることもまた大切な事だと思います。 今後どんな出逢いがあるのか、とても楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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