Dreamy afternoon cafe

沖縄では、太平洋戦争の沖縄戦での戦没者を追悼する式典が行われました。
沖縄に限らず、戦争で起こった沢山の悲劇を二度と繰り返さないという誓いを後世にまで伝えていくことで、戦争への抑止力となる国民の意識を高めて行くことが大切だと痛感しています。

最近の北朝鮮の動きにあるような「核兵器の保有による抑止力」というものは、むしろ危険極まりない妄想に過ぎないと思います。

国民の一人一人が、戦争の実態の歴史を紐解くなり、過去の書物を読むなりしてでも「知って認識しておく」ということが必要です。

先日、私のサイトにお越しくださったジェイ・マユミさん（沖縄の方です）のブログで紹介されていたサイト（私自身も時のたつのも忘れて読み入ってしまいました。）沖縄戦当時の沖縄の人々がいかに苦しく辛い状況を生き抜いてこられたのかが克明に描かれた証言の数々が記されたページをご一読ください。
↓
『戦争被害』


戦争というものが、いかに多くの人々の人生を奪い、家族の絆を断ち切り、時代や運命という流れの中に押し流し、異常事態の中で生きることの意味、死ぬことの意味、あらゆることを自分の意思ではなく、国家や時代に翻弄されたことがわかります。

特に、中盤以降の問答形式の部分を読まれるとその実態に改めて戦争の恐ろしさを感じていただけるはずです。

少なくとも私達現代に生きる人間が過去の歴史に埋没しつつあるこうした事実をしっかりと知り、このような悲惨な思いを子孫達に味あわせないことを心に誓うことが何よりも大切なことだと思います。

原爆の被害にあった長崎や広島とは、多少状況は違うかもしれませんが、「原爆の歌」の歌詞にもある『二度と許すまじ・・・・』という思いを改めて強く感じています。

自国のみならず、戦争の犠牲となられたあらゆる国の方々に、心からそのご冥福をお祈りします。


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