テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:日々の雑感
6月を迎え、学生たちの服装も夏服へと衣替えとなり、すがすがしくも感じます。
その一方で、ガソリン価格が170円を超え、本当に閉口してしまいます。 4月末に給油した際には、125円だったのですが、わずかひと月でこれだけ激しくガソリン価格が急騰したのは例がないと思います。 ガソリンに限らず、バターが市場から消えてからも相当日が経ちますね。 とくに、ガソリン価格の高騰は、あらゆる産業の輸送に関わるだけに、すべての物価が急騰することに繋がるとても大きな問題です。 物価は急激に上がるのに、庶民の所得(可処分所得)は、むしろ、低いまま。 医療費や税金なども上がることはあっても下がる要素はありませんね。 私たちの生活環境がかなり厳しい状況であることは、事実です。 でも、こうした状況の時に、世の中全体が不平不満の塊となることは、私たち自身にとっても決して良いことではないと思うのです。 厳しい環境、苦しい状況の中でも、できることなら、何か明るい材料、明るい方向を見つける努力をしたいものです。 こんなときこそ、批判的な番組よりも、素直に笑える番組や家族の朗らかさを世の中に広めるような番組を制作してもらえたら、それこそ素晴らしい社会貢献ではないかと思います。 数年前に終戦間際の沖縄戦の際の家族の生き様を描いたドラマで、さんまさんがお父さん役、黒木瞳さんがお母さん役を演じた写真館を営む一家の話があったのを覚えていらっしゃるでしょうか。森山良子さんの「さとうきび畑」の歌声が印象てきでした。 さとうきび畑の唄 当時ブログでも触れましたが、 誰もがとても辛くてどうしようもないくらい苦しい状況のときに、 たとえ一瞬でも周囲に和やかな空気を送り込もうとして、戦場にあっても無邪気な笑いを振りまく一人のおやじの生き様を描きつつ、戦争という時代の渦に巻き込まれながら最愛の家族がバラバラになり、命を落としていく悲しさをも描いていました。 あくまでドラマなんだと白けたりすることなく、世の中にとって、人間として、大切にしなければならないことの一つを素直に感じたものです。 それは、「希望」「安らぎ」「ほのぼの」・・・そうした心を癒す大切なことを どんなに苦しい状況でも、どんなに悲観的な状況でも、周囲に対して心から与えたいと願い、それを行動によって伝えようとすることのできる懐の深さ。 ドラマを見ることで感動とともにそうした面を大切なこととして心に刻み、自分の人生の中でそうした心を培っていきたいと感じる人が一人でも多くいてくれたら、本当に素晴らしいことです。 最近日本で起こるいろんな出来事は、ある種精神的に病んだ一面ばかりが目立ち、日本という国がとんでもなく変な国になっていきつつあるかのようにも映りますし、現実的にそうした面もあるかもしれません。 しかし、日本人の持つ美しい心や武士道精神からくる礼儀正しさや心の強さというものが、根底から崩壊してしまったとは思いません。 むしろ、ほとんどの人には潜在的にも善良な心があるはずです。 そうした心の美しさや優しさを自分自身が再認識して、できる限り自分を取り巻く環境に対して少しでも投げかけることができればいいな・・・・そんな風に思います。 森山良子さんの「さとうきび畑の唄」BGMですが、下記のページ「青春音楽館」の管理人の方のコメントも読みながら聞いてみてください。さとうきび畑 何か感じるものがあれば幸いです。 しかし、やっぱり森山良子さんの歌は素晴らしいです。 「さとうきび畑の唄」森山良子YouTubeより ブログ仲間のワンクリックに感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 2, 2008 04:25:45 AM
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