Dreamy afternoon cafe

◆少しずつよりは一気に◆

『毎日コツコツとやる』ということは、とてもいいことであり、同時に難しい事でもあります。

『ウサギとカメ』の話しにもあるように、ゆっくりとコツコツやって最後にはウサギにも勝ってしまう・・・・実際に、成功できる人というのはこういう地道さがあってこそだと思います。

その一方で、例えば、英会話のＣＤ教材や、通信教育などを最後までやり遂げたことのある人がいかに稀なことかを誰もが自分をも含めてよく知っています。

それは、やっぱり、コツコツやることが『簡単ではない』からです。
一つの方向でうまくいかない時には、極端な逆をやる方が中途半端な同じ方向よりも、善し悪しの判定がしやすいということがあります。

『押してもだめなら別の方向に押すよりも、一度、引っ張ってみる』・・・こんな考えをしてみるべきだと思います。

だとすれば、『コツコツ』できない人は、『一気にやる』をやってみる価値があるはずです。

コ ツコツやるつもりが３日で３歩歩いただけよりは、１日目に２０歩、３日目に５０歩歩いた方が沢山進んだことになります。　単に進んだ程度の大きさだけでな く、素早く前進すると道の全体像が見えやすくなるということもあります。　地図全体のどこを自分が歩いているのかが分かりだすと『面白くなって』きます。

３歩しか歩かなかった人よりも、一気に７０歩歩いた人の方が前進した実感がありますから、そのまま歩くのをやめるのが『もったいない』とも思うでしょう。

個人差がありますから、実際にどちらが正しいとは言い切れませんが、
『３日坊主』だと自分のことを思い込んで、『コツコツ』を放棄してそのままでいるくらいだったら、さっさと頭を切り替えて、『一気にぐんぐん突き進む』ということをやってみてはどうでしょうか。

できないと悩むことに時間をつぶすくらいなら、さっさと別の道を探してでも歩き始めた方が絶対にそこから何か新しい方向性が見えてくるものです。

『自分にはコツコツなどできない』と決めつけて何もしようとしない人は、その逆の『一気に驀進する』ということへの挑戦もしないかもわかりません。

でも、そこであえてやってしまうことが大事だと思うのです。
止まっているくらいなら、逆のことをやってでも動いて何かを自分の手でつかみ取る方が絶対に良いはずです。

人生を、時間を、自分自身を・・・大切に想えば、きっとそうするはずです。
スピードの問題ではなくて、『諦めずにとことん前進することにこだわり続ける』ことこそが大切だと私は思います。



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