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テーマ:昨日の晩ご飯♪(2313)
カテゴリ:恐怖
さあ、いってみよう!
5/13(土) 南部入札市。落札は相変わらずちょっとだけ。飲みがメインの第2サタデイナイトだぜ!で、飲み疲れる。 5/14(日) アソンデヨ~と泣きじゃくる息子に背を向け、夕方、西日暮里のルノアールで【わらべ】さんと待ち合わせ。 千駄木の【古書ほうろう】さんで行われたイベントに参加。 日本一の映画専門書店【稲垣書店】の中山さんを囲んで、 天才【月の輪】先輩、突破者【石神井】師匠、若い頃、髪が腰まであった【なないろ】編集長、の 晶文社三羽鴉が加わっての座談会。およそ2時間。 座っていたゴザの上から撮影。なないろ編集長の陰に石神井師匠が隠れてしまったのが悔やまれる。 実のある話が聞けてとてもタメになった。その代償か、腰・尻・足がつらかった。。。座布団持参すべきだった。。。 その後の打ち上げにも図々しく参加。 【南陀楼綾繁】さんと名刺交換をさせていただく。 南陀楼さんをはじめ、【谷根千工房】の方々、【オヨヨ書林】さん、【古書ほうろう】さん達、谷根千界隈のアットホームなネットワークに感動する。 深夜零時過ぎ、帰宅す。 5/15(月) 五反田の市場へ。 誰も買わない二昔前のアダルトビデオ75本を買う。 夜、事務所で七並べをしていたら、 天才【月の輪】先輩と演芸紳士【おかまち】さんが来訪される。 おかまちさんと会うのは2度目である。 最初の出会いは拙著の38頁に載っているので未読の方は是非、こちらから予約していただきたい。 もう増刷分は出来上がっているので、すぐに手元に届くと思いますよ~ 何となく油断をしていたら、突然、目の前でおかまちさんのモノマネショーが始まってしまった! 一人で「男はつらいよ」の主要メンバーを何役もこなす、というもの。 とっさに私は「似てなかったら、見ている側としてどうすればよいのか・・・」と不安に駆られたが、 そんな心配は無用で、とにかく似ていた。素晴らしい!面白い!良かった! 他に成田三樹夫、立川談志、丹波哲郎など、出るわ出るわ・・・ 今までおかまちさんの事を演芸研究家だとばかり思っていたが、本人自体、立派な芸人だったのだ! 持ちネタには古典落語もアレンジした噺などもある、という。是非CD化すべきだ。 今度、版元に言っておこう。 5/16(火) 拙著の登場人物の中で【小川の兄貴】に次いで人気のある【エロビデオ好きのおじさん】に久々に電話。 「おじさんの為にビデオ、たくさん仕入れましたヨ」 「お~、自信あんのかい?」 「いや、大したのは無いんですけど、75本もあるんですよ~」 「バカコノ~!どうやってそんなに見るんだよ!死んじゃうよ!とりあえず夕方、顔出すよ」 で、夕方、75本一括で買って下さった 雑談中、 「そういえば、見てください、コレ」と拙著を自慢するボク。 「え!これ何?お前の本なの?お前、何者なの?小説家?」とビックリするおじさん。 実はカクカクシカジカで・・・と手短に説明すると・・・ 「よし、分かった!買うよ!俺、本なんて読まねえけどな」 「え!?いや、いいですよ!そんなつもりで言ったんじゃないですから!」 「いいよいいよ、気は心だよ」 「いや、本当にいいんです、高いんですよコレ、2000円もするんですから」 「何!?2000円もすんのか・・・いや、でもよ・・・」 「大丈夫、気は心ですから!分かってますから」 「そうかい、ごめんな…」 危機一髪。おじさんの事をこんな風に書いているとは知らないはずなので、買われなくてよかった 読まれてしまうと、おじさんとの関係が壊れてしまう気がする。 おじさんが引き揚げた後、妻から困惑の電話。 「仙台の実家から生のホヤが大量に送られてきたんだけど・・・どうすればいいの?ほやって・・・」 何だと!と実家の母に電話。 「いや、あんた好きでしょ」といい事をしたのに心外そうな母。 「うん、確かに好きだけどね、実家帰って、食卓の場に器に入って出てきて初めて好きなのであってサ、 自分で殻を剥いた事も無いしね、剥いた後どうすればいいのかも知らないしね、 だから、こういう特殊な珍味を送ってくれる時は事前に一本、連絡くれないかしら? あのね、女房も向こうのお父さんもお母さんもホヤなんて食べれないの。 別に珍しい事じゃないよ!全国的に見たら食べれる人の方が少ないよ!だいたい俺だって14コも食べれないよ! えっ?オヤジは瓶詰めを送れって言ったのに?生の方が美味いだろうって?何でオヤジの言う事聞かないんだよ! 一夜漬けの瓶詰めの方がいいよ。分かるよ!感謝してますよ、だけど親切な暴力っていうのもあるよ。 フグが釣れた、あいつフグ好きだろ、じゃあ送ってやるか、みたいなもんでしょ。いや、毒の話をしてるんじゃないよ。 いや迷惑かって聞かれて迷惑だとは言えないよ、嬉しい、気持ちは凄く嬉しいよ、気は心だよ、わかっちゃいるんだ。 だ・か・ら・こ・そ、送った方も送られた方も嬉しい方がいいじゃないの・・・」 というやりとりを30分。 その後、調理法をネットで調べて帰宅。 妻に手伝ってもらい、殻を剥く。 妻は殻付きのほやの姿を生まれて初めて見たらしく、血の気が引いている。 殻を剥き、ピューっと噴く汁に悲鳴をあげ、中の糞部分を取り除き、刺身にしていく。 台所の流しは詰まるし、散々である。 格闘1時間後、 「美味い♪」酢醤油で食べる私の横で 「ドザエモンの解剖はこんな感触に違いない」 「仮面ライダーの怪人にこんなのいたんじゃない」 「ほやを最初に食べたヤツは馬鹿だ」 「マタンゴだっけ、あれはキノコか」等、延々、怨み節を吐く妻。 好物が一つ消えゆく予感を磯の香りに感じた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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