カテゴリ:主婦業&お仕事
庭のサルスベリやハナミズキといった落葉樹は、さっさと葉っぱを落としながら冬支度を始めているけれど、相変わらず世間は暖かくて、服装に困るA.G.真織です。
ごきげんいかが? ところで、今日、子宮頸がん検診に行ってきました。 といっても集団検診ではなく、予め市が指定した病院から自分の好みの病院を選んで、予約して受診する、といったスタイルですが。 で、私がチョイスしたのは、飯田市で二人子を生むのに手助けしていただいた産婦人科。 実は飯田市では、市立病院の他にはこの病院でしか分娩出来ない事態に陥っています。 医師不足も医師不足。選ぶ余地なし、という厳しい現実がそこにあります。 私の主治医はおそらく定年もとうにお迎えになっておられるであろう、年齢の方です。 ですが、なんとか分娩の出来る病院を維持させるため、体に鞭打って日々頑張っておられます。 また、先生は不妊治療にも力を入れておられ、分娩と不妊治療と、そして婦人科検診と、きっと目の回る忙しさ。 今回も予約をするのに、かなり悩みました。お忙しい中、診ていただくのはご迷惑ではないか、と。 でも、飯田市で産婦人科はこの先生しか知らず、しかも長男、次女の二人の出産をサポートしていただいた、信頼のおける方。 結局、診ていただきたい、という私のワガママが勝り、予約に至ったわけです。 さて、検診が終わり、先生の方から結果の通知の件などのお話があったときに、 「何もなければ、次は2,3年後にまた受けてください」とおっしゃったので、 「毎年じゃなくてもいいんですか?」 「若い人はね、毎年受けて欲しいけど、既婚者なら2,3年に一度でいいよ」 そして。 こうポツリとおっしゃられました。 「子宮頸がん検診は、本当は若い人に受けてもらいたいんだけどね。受けるのは40代から50代の人が多くて……」 なんで? 「それは、病気になると若い人の方が進行が速いからですか?」 「いや、病気にかかる率が高いから。がんの原因となるHPVウイルスは、若い人や未婚者の方が感染しやすいんだよ。既婚者や年齢が高くなると、率が下がる」と言いながら、先生は罹患率を世代別にしたグラフを見せてくださる。 確かに、グラフも10代後半から20代、30代はじめが罹患率が高い事を示している。 「同じ30代でも、既婚者なら2,3年に一度の検診でいいが、未婚者なら毎年検診を受けることを奨めますね」 あん? そこでふと先日長女に受けさせた子宮頸がん予防接種の説明を思い出した。 あの予防接種、性交渉経験者だと意味がないって言ってたなあ。 『未経験者=HPVウイルスに感染していない』って。 感染してからじゃ、ワクチンは効かないから、 未経験者が多かろう中学生女子に接種させるのだと。 そこで、ピンときた。 ぶっちゃけて言わせていただく。 「既婚者は相手が決まってるので、ウイルスに感染する確率が低いということですかね?」 そこで、先生はニヤリと微笑まれた。 「そういうことですね」 ほうほう。そういう事か。 そんな話を聞けば、声を大にして告知せずにはいられません。 未婚者の方で 性交渉経験者の方~ 子宮頸がん検診、必須ですよ~ 痛い検査じゃないので、怖がらなくても大丈夫。 みんな受けましょうよ。 もしがんが見つかっても、 発見が早ければ、 大丈夫なんだしね。 ところで。 帰宅して、ふと思ったんですが。 がんの原因となるHPVウイルスって、 男性の体には悪さしないんでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月07日 18時03分30秒
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