Chasing the Dime［洋書］

CHASING THE DIME by Michael Connelly
を読み終わりました。

登場人物

Henry Pierce : a chemist, Amedeo Technologies
Monica : Pierce's secretary
Nicole R. James : Pierce's ex-wife
Cody Zeller : Pierce's friend
Rudolpho Gonsalves : a guard, Amedeo Technologies
Charlie Condon : Pierce's partner
Clyde Vernon : head of Amedeo security
Jacob Kaz : the company's patent attorney

Maurice Goddard : an investor, a New Yoker
Justine Bechy : a lawyer

Lilly : L.A.Darlings' woman
Robin : L.A.Darlings' woman
Wentz : L.A.Darlings' boss?
James Wainwright : Lilly's landlord

Philip Glass : a private investigator
Renner : a detective, LAPD

Janis Langwiser : an attorney

マイクル・コナリーのスタンドアローンです。

ハリーボッシュシリーズの
8作目シティ・オブ・ボーンズと
9作目ロスト・ライトとの間の作品だそうです。

もちろんハリーボッシュとは関係無い話ですが、
一つだけつながりがありました。
そこの所はちょっと鳥肌が立ってしまいました。
過去の作品を読み返したくなりました。

ヘンリー・ピアス（と読むのでしょうか？）は奥さんと離婚して
新しいアパートに引っ越してきます。そして新しい電話を手にした
のですが、そこに頻繁に「リリーはいる？」と電話がかかってきます。
いったいリリーとは？
最初迷惑がっていたヘンリーですが、どうやらリリーが行方不明らしい
とわかって、なんとリリーを捜す行動に出ます。
仕事そっちのけで人捜しを続ける
ヘンリーですが、だんだんと周辺が怪しくなってきて・・・
と、いうような話です。

さすがマイクル・コナリー、おもしろいです。
途中まではそうでもないですが、最後の方は
もうページターナーで一気読みです。

意外な犯人、事件の真相、
さすがの面白さです。
頭の回転が速い主人公にも感心です。

ただ、ヘンリーが発明したProteus(プロテウス）
というのが、いったいどういうものなのか
私の低い単語力（あんど想像力）では
よくわかりませんでした・・・（泣）