カテゴリ:小説すばる2013年
小説すばる 2013年3月号
くららの苦み 梶よう子 大金をはたいて買った大事な鋏がなくなった。 必死で探し回る草介だが・・・。 御薬園同心・水上草介シリーズ最新作。 (小説すばるより転載) 苦手な酒を飲まされて、酔っ払った草介は翌日の朝に、 高価な鋏がなくなったことに気付きます。 必死で探し回る草介は、他のことは全て上の空。 そこに相談事が持ち込まれますが・・・。 いつもは少々のヘマはしても、肝心なことは絶対に外さない草介ですが、 今回はヘマのしっぱなしです。珍しい展開でした。 大勢の人から怒られて、散々でしたね。 とても変わった回で、楽しめました。 ところで、二両の鋏というのが出てきますが、 江戸時代の女中の年間の給金が二両くらいといいますから、 相当高いですよね。草介が真っ青になるのも分かります。 【送料無料】小説すばる 2013年 03月号 [雑誌] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月26日 08時50分03秒
[小説すばる2013年] カテゴリの最新記事
|
|