1635020 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013年06月15日
XML
カテゴリ:日本語本

占星術殺人事件

私の古典に挑戦シリーズ、今度は占星術殺人事件です。
1981年に発表された島田荘司さんの作品。

内容(「BOOK」データベースより)
怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。
その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、
というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、
6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。
奇想天外の構想、トリックで名探偵御手洗潔をデビューさせた、衝撃的傑作。


若い女性が切り刻まれて捨てられる、という衝撃の事件。
画家が女性を切り刻んで、合せてアゾートを作るというおどろおどろしさ。
密室殺人と40年間解けない謎・・・。

途中で作者から読者に挑戦状がつきつけられる展開。
しかし、犯人はおろか、トリックの一つも見抜けません・・・。

犯人はもちろん意外な人物ですが、この小説の場合、
犯人より犯行のトリックが最大の見所ですね!
探偵の御手洗の説明を聞くと、ああっ、なるほど!
と思いますが、読んでいても全く思いつかず。
それにしてもまあ、よく考えつきましたねえ・・・。

最初の画家の遺書がおどろおどろしくて、
これが後の話をすべて印象づけます。

横溝正史さんが亡くなって、代わりのようにデビューした島田荘司さん。
これがデビュー作ですから、恐ろしいものです。

確かに一度読んだら忘れない作品です。
本当にページターナーで、夢中で読んでしまいました。
恐れ入りました、という感じです!
探偵・御手洗のキャラも傑作です。

後に漫画「金田一少年の事件簿」にこのトリックがまんま使われて
大騒動になったそうですね。
これを勝手に使うのは仁義にもとりますよね・・・。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年06月15日 22時54分24秒
[日本語本] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

お気に入りブログ

コメント新着

カテゴリ

プロフィール

鴨ミール

鴨ミール

サイド自由欄



キヨハラさんのブログ
読みました

© Rakuten Group, Inc.
X