カテゴリ:小説すばる2016年
小説すばる 2016年2月号
テレキネシスの使い方 行成薫 不思議な力を手にしたのだから、誰かの役に立ちたい。 けれど今村は、肝心の使い道がわからずにいた。 (小説すばるより転載) 面白~い。史上最小能力のサイキック小説(笑) テレキネシスが使える今村は、 事務器機会社に勤める会社員。 テレキネシスと言っても、使える力は小さく、 しかも一日一回限定というしょぼいもの。 これに使い道があるの? と悩んでいる姿がすでに可笑しい。 行成さんの小説は、非常に爽快感があります。 今回の爽快感はすんごく小さいけれど、 やっぱりとても気持ちの良いものでした。 どれを読んでも楽しくて好きだなあ。 今回は感動が大きくて、オチも素敵。 依頼された仕事よりも、会社で使った方が 役に立った気がしますね(笑) 折角の力、人を笑顔にするほうがいい気がしますね。 読んでよかった、と思わせる短篇。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月25日 22時57分24秒
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