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2016年01月27日
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カテゴリ:小説すばる2016年
小説すばる 2016年2月号

やめるときも、すこやかなるときも 第二回 窪 美澄

このまま誰にも選ばれず、一人老いていくのか。
そう考えてふと思う。なぜ、男の人から選ばれることを
待ってるんだろ。私が選んだっていいはずなのに。

(小説すばるより転載)

前回は家具職人・須藤壱晴の視点で物語が綴られていましたが、
今回は本橋桜子の視点で語られます。

友人の結婚バーティで知り合った二人。
結婚する気のない須藤壱晴と反対に、
結婚したくて仕方の無い本橋桜子。

実家で暮らしていますが、妹は「授かり婚」で子供が居て、
実家に遊びに来る。両親は孫にメロメロ。

父親は口うるさい上に、すぐに手が出るタイプ。

こんな実家での生活はストレスが溜まりますねえ・・・。

仕事もキツイし、恋人も居ない。

そんな本橋桜子の前に現れた須藤壱晴と・・・・。

謎の男である須藤と違って分かりやすい本橋桜子。
結婚したくても出来ない女性。

本橋桜子のカワイソウな状況に同情してしまいました。
妹のちゃっかり度にも呆れてしまいます(笑)

前回と視点が変わっていてとても楽しめました。
本橋桜子の野望は達成できるんでしょうか?
先が楽しみ~。

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最終更新日  2016年01月27日 22時53分13秒
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