カテゴリ:小説すばる2016年
小説すばる 2016年5月号
太陽にふれる月 第四回 大村友貴美 長崎のコンビニでアルバイトをしている樋口観月は、 その少ない収入を夫とその家族に吸い取られ、 結婚生活に光を見いだせないでいた。 精神的に追い詰められ、あてもなく公園を歩いている 道すがら、見知らぬ女が植え込みに隠したボストンバッグを 発見する。バッグの中には大金が入っていた・・・。 (小説すばるより転載) 樋口観月、追われています。 就職も決まらないうえに、元・夫と正体不明の人物に。 夫も甲斐性が無い割には、奥さんの追跡には冴えを見せて 恐ろしいです。 頭が切れる上に、行動力もあり、凄腕です。 この努力をお金を稼ぐ方向に使えばいいのに・・・(笑) 正体不明の男のほうもかなり不気味です。 ストーカーですねえ。 こちらもかなり恐ろしいですね。 二人の男に追われて、読んでいてドキドキします。 そして就職のほうは・・・。 これも何だか変な男(失礼)が出てきて、 良いことなんだか、悪いことなんだか? 次回、めちゃめちゃ注目です。 前回の感想は→【第三回】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月11日 22時39分19秒
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