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2018年05月30日
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カテゴリ:小説すばる2018年
小説すばる 2018年6月号

うまねむる 河﨑秋子

雄一の父は腕のいい蹄鉄屋だ。
小学五年生になった雄一は、
自分も跡を継ぐつもりだった。

(小説すばるより転載)

北海道の消えゆく文化を
描いた連作。
今回は蹄鉄屋の話。

昭和三十五年、
馬は農業や運搬に使われていて、
馬関連の商売も盛んだった。

蹄鉄屋を営んでいた雄一の父は
腕が良く、遠くからも客が来る。
自分も跡を継ぐつもりでいたが・・・。

毎回もの悲しい話ですが、
今回もご多分に漏れず。

でも、馬の商売は北海道に限らず、
おそらく全国で廃れたのでは?

自動車や農作機械が普及したら、
馬は使わなくなりますよね。

寂しいけど、仕方の無いことだった
のでしょう。

馬に係わっていた人々は
とっても寂しかったでしょうね。








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最終更新日  2018年05月30日 22時41分29秒


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