カテゴリ:小説すばる2018年
小説すばる 2018年6月号
うまねむる 河﨑秋子 雄一の父は腕のいい蹄鉄屋だ。 小学五年生になった雄一は、 自分も跡を継ぐつもりだった。 (小説すばるより転載) 北海道の消えゆく文化を 描いた連作。 今回は蹄鉄屋の話。 昭和三十五年、 馬は農業や運搬に使われていて、 馬関連の商売も盛んだった。 蹄鉄屋を営んでいた雄一の父は 腕が良く、遠くからも客が来る。 自分も跡を継ぐつもりでいたが・・・。 毎回もの悲しい話ですが、 今回もご多分に漏れず。 でも、馬の商売は北海道に限らず、 おそらく全国で廃れたのでは? 自動車や農作機械が普及したら、 馬は使わなくなりますよね。 寂しいけど、仕方の無いことだった のでしょう。 馬に係わっていた人々は とっても寂しかったでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月30日 22時41分29秒
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