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2019年10月25日
カテゴリ：日本語本
旅猫レポート 有川浩
映画にもなった、有川浩さんの代表作の一つ。 愛猫・ナナと旅をする悟。 それはナナを引き取ってくれる相手を 捜す旅だった・・・。 話はストレートだし、 展開も明らかに見えますが、 それでもページをめくる手が 押さえられないページターナー。 最初の「我が輩は猫である」の引用から始まり、 「夏への扉」の引用とか、 猫の愛情が盛りだくさん。 有川浩さん、相当の猫好きとみました。 猫の生態にもすごく詳しく、 さりげない描写に猫愛が感じられます。 児玉清さんの登場も楽しいですよね。 話の後半は、もう涙涙。 涙で読めなくなるので、 目を拭き拭きしながら、 読みました。 こんなお決まりの展開で、 ここまで泣かせる手腕は さすがの一言。 猫好きなら当然、 猫が好きで無くても 絶対に泣ける小説でしょうね。 あー、もう思い出しただけで泣ける。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2019年10月25日 22時40分03秒
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