カテゴリ:小説すばる2019年
小説すばる 2019年12月号
アクティベイター 最終回 冲方丁 中国のステルス機が羽田空港に着陸。 パイロットは投降するが、 移送中に何者かに拉致されてしまう。 警視庁警備局の鶴来は、 事態の収拾に乗り出すが、 自衛隊や外務省が出てきて 現場は混乱する。 一方、鶴来の義兄・真丈は 民間警備会社に勤めていたが、 緊急呼び出しを受けた邸宅で 依頼者を襲っている何者かと 格闘になる。 現場を制圧した真丈だが、 依頼者から、新たな依頼を受けて・・・。 という、 のっけからドキドキするような展開で あっという間にのめり込んでしまう話です。 国家間の陰謀渦巻く中、 真丈の格闘シーンが 随所に織り込まれて 格闘技の教科書みたいな内容 でもあって面白い。 バラエティに富んだアクションシーンが ド迫力で、真丈の強さに痺れます。 陰謀部分はちょいと複雑で、 理解出来ない部分もありますが、 その辺は流して読んでも大丈夫。 エンタテインメントに徹した 文章と内容で、 滅茶苦茶面白かったです。 単行本になったら、 絶対に一気読み間違い無しの 超絶アクション小説でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月11日 23時49分55秒
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