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2020年01月27日
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カテゴリ:日本語本
月まで三キロ 伊予原新

「月は一年に三・八センチずつ、地球から離れていってるんですよ」。
死に場所を探してタクシーに乗った男を、
運転手は山奥へと誘う。―月まで三キロ。

「実はわたし、一三八億年前に生まれたんだ」。
妻を亡くした男が営む食堂で毎夜定食を頼む女性が、
小学生の娘に伝えたかったこと。―エイリアンの食堂。

「僕ら火山学者は、できるだけ細かく、山を刻むんです」。
姑の誕生日に家を出て、ひとりで山に登った主婦。
出会った研究者に触発され、ある決意をする―。―山を刻む。

折れそうな心に寄り添う六つの物語。

内容(「BOOK」データベースより)

東京大学大学院理学系研究科で
地球惑星科学を専攻し、
博士課程修了した経歴を持つ伊予原新さんの
科学知識爆発の短編集。

科学の知識がそれぞれ披露されますが、
そこにあるのは科学への愛情と情熱。

それぞれの主人公はみなどこか不幸なのですが、
科学に情熱をささげる他人に
元気と希望をもらいます。

タイトルの「月まで三キロ」が
一番印象深いですが、
どれも心温まる短篇で、
読んだ後ほっこりするのは間違いなし。

と同時に、これを読むと何か一つくらい
科学を極めてみようかな?
という気にさせてくれます。

小学生や中学生や高校生が
読むと理系に進みたくなるかもしれません。

この続編も凄く読みたいですが、
小説すばるで連載していた
「博物館のファントム」の
続編も読みたくなってしました。

伊予原さん、続き書いてください~。





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最終更新日  2020年01月27日 23時02分29秒
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