テーマ:ひとり言・・?(18174)
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2011年3月11日14時46分を境に、 第二次世界大戦以降、初めて、「日常性の断絶」を日本人が経験している。 三島由紀夫が呪詛した、「日常性」が終焉したのだ。 三島由紀夫は、死ぬ少し前に「戦後民主主義とそこから生ずる偽善」を説き、 「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目のない、 経済大国が極東の一角に残るのであろう」(「サンケイ」S45、7/7)と書いた。 しかし、三島が嫌悪した「日常性」は年3月11日14時46分を境に終わった。 今、この国は、第二次世界大戦以来の日常性の断絶を経験している。 この悲惨な現実を克服する過程で、 新しい復興という時代精神がこの島国に胚胎するかもしれない。 「計画停電」という、数日前には想像もできなかった現実に遭遇して思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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