会津弁で GO! 「こぇ」・「こぇー」 → マイケルジャクソンもびっくり
昔マイケルジャクソンが「スリラー」のアルバムを出したときの衝撃は今でも忘れることができません。 「ビリージーン」「スリラー」「ビートイット」など、全ての曲目が外れのない一級品で、20代の私の心を虜にしたアルバムの一枚でした。 彼は、King of Popであり、人類史上最も成功したエンターテイナーとしてギネスにも登録されてしまうほどでした。 また、ダンスも素晴らしく私などにはマネはできませんが、音楽をビジュアルとして観れたのも彼が初めてではなかったでしょうか。 因みに、マイケルが1歳半の時には、洗濯機の鳴る音に合わせて哺乳瓶を片手に踊っていたと言われています。 さすがです。 そして、ジョン・ランディスが監督したあの「スリラー」のPVも最高でした。 当時はレーザーディスクが出たばかりの頃、アメリカ直輸入版を購入した記憶があります。 さて本題に移りますが、あのPVにある「怖い」とは「It is fearful」という意味だと思いますが、会津弁での「こわい」には二通りの意味があるのです。 一つは「怖い」ですが、会津弁ど話すと「こぇー」になります。 「きんなぁの夜、はがのわぎとおってきだら、人魂みてぇなのがみえでとっても「こぇー」がった。」訳 「昨日、墓の脇道を通ってきたら、人魂のようなものが見えたのでとても「怖かった」 さて、もう一つの使い方ですが、これは「疲れた → tired」と「辛い → It is hot」などに使われます。 多分に感嘆語として使われるのですが、作業などをしている最中などによく発せられます。 継続した作業の合間に使われたりもする。 「きんな山さきのごとりにいってきたげんじょ、山道がながぐて「こぇー」がった。」 訳 「昨日山にキノコ取りにいってきたが、山道がけわしくて本当に辛かった。」 会津弁恐るべし。 さて、本当に疲れたという会津弁は別にありまして、「くたびっちゃ」といいます。にほんブログ村