詐欺的な医療行為を行っている悪徳獣医が横行している。
ブログでお付き合いしている愛犬家(Qさん)が悪徳獣医に騙されて、無駄な治療費をとられ、愛犬を苦しめられた。獣医界の悪徳商法の餌食にされたのだ。
Qさんが愛犬のお乳に小豆ほどのしこりを手で触って見つけた。犬の腫瘍の発生率1位の
乳腺腫瘍で初期のものだ。
その他に愛犬に健康上の異常はなっかた。特に変わったこともなかったようだ。
乳腺腫瘍は皮膚にできている腫瘍なので、開腹手術の必要はなく、翌日は退院できる。
ところが、Qさんの愛犬は開腹手術して、
子宮蓄膿症だったと手術後に告げられている。退院するまで5日も入院させられている。当然、費用がかさむ。
子宮蓄膿症は大腸菌などの細菌がメス犬の膣から子宮内に侵入して異常に繁殖し、炎症がひどくなって化膿し、子宮内に膿がたまるほど悪化する細菌感染症のことだ。愛犬は水を多く飲むようになり、尿の回数も増える。嘔吐、下痢、食欲不振で、ぐったりすることも少なくないようだ。
ところが,Qさんの愛犬には、そのような症状は認められてない。
即ち、子宮蓄膿症と診断して、手術したのではないのだ。
手術後に、子宮蓄膿症だったと、Qさんに告げている。
9歳の犬に避妊手術をしても、乳腺腫瘍の予防にはならないことは獣医界の常識だ。2歳以下で行うと、効果がありそうだという程度のものだ。なのに、了解もしてないのに避妊手術までしている。子宮蓄膿症だったとごまかしている。詐欺行為だ。
しかも、子宮蓄膿症は乳腺腫瘍の原因になるから、子宮を切除してあるので、乳腺腫瘍の再発の心配はありませんと、ウソをいっている。
子宮蓄膿症が乳腺腫瘍の原因になるという科学的な証明はない。あるというなら、科学的な証拠を提示してもらいたい。乳腺腫瘍の原因そのものが未だに不明だ。
手術前に
肝臓機能の検査をしているが、奇妙なことが獣医からQさんに告げられている。肝臓機能検査は血液生化学検査の一つで、人にも行うGOTとGPTの検査をする。通常1回ですむものだ。それを3回もしている。異常だ。
1回目の検査で手術に耐えないほど肝臓機能が低いとのこと。常識的には手術のために、麻酔をすると、麻酔薬を解毒できないので、麻酔で死ぬということだ。
2回目の検査で、さらに、肝臓機能が低下しているとのこと。
しかし、手術は実行された。肝臓機能は低下したままだ。医療の常識では考えられないことだ。点滴は肝臓機能の回復には何の効果もないのに、如何にも効果があるような説明がされている。
しかも、不思議なことに、手術後にQさんが肝臓の薬を求めたところ、おかしなことを言っている。検査の結果、肝臓の機能は正常になりましたとのこと。
3回目の検査で、急に肝臓が正常になっている。避妊手術をして、肝臓の機能が回復することはあり得ない。
肝臓は一度悪くなると、快復するのに相当の年月がかかると言うことは常識だ。酒好きな人達が肝臓の病気をおそれるのは、そのためだ。
犬の場合、ジャーキーの防腐剤のエトキシキンで肝臓を悪くする。ジャーキーを食べている犬は麻酔死する可能性が高い。
愛犬を麻酔で犬死にさせないために
肝臓検査を3回もしたというのはウソで、手術に失敗して犬が死亡した場合に、犬の肝臓機能が悪く、麻酔薬を解毒できなかったからだと言い訳するための騙しの手口だろう。悪徳獣医の手口だ。狂犬病ワクチン注射で犬が死亡した時も獣医は犬が悪いと言い訳して、責任をとらない。多くの犬が殺され損だ。それこそ犬死にだ。
当方の先代の愛犬は
麻酔で死なない保証をしてもらい、乳腺腫瘍の手術をして、翌日、退院した。Qさんの愛犬は避妊手術で子宮蓄膿症といわれ、5日目に退院している。費用は莫大だ。獣医界には悪徳獣医が多すぎる。この事例は氷山の一角だろう。詐欺行為として提訴の対象になるが、悪徳獣医が相手だと簡単ではない。
獣医の医療ミスにどう対処するか?
”注” .GOT グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼの略語
”注”. GPT グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼの略語
肝臓に障害がおきると、肝臓からこれらの酵素が血液中に放出され、高い値になる。
随想の掲載を、本当にありがとうございました。 投稿者 Qさん
書いてくださった通りの経緯でした。
かかり付けの、他のワンコのステロイドの後遺症を治してくださったので、信頼していましたので、ちょっとショックですし、今後どうしたら良いかわかりません。
それから、肝臓の事、今考えれば可笑しい事でした。本当に恥ずかしいです。
今日も友人の犬が乳腺腫瘍になり、別の動物病院ですが、手術代が15万円という事を言われたそうです。奥さんが交渉したら7万円に下げたと言う事を聞いて、値段が有ってないようなものとは知っていますが、半額以下に下げたというのは、どういうことなんだろうと、話していました。悪徳としか言いようがありません。
参考随想
狂犬病予防法の改廃23編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり