犬は避妊・去勢手術でガンの骨肉腫などいろんな難病になりやすくなるというアメリカの学術論文を翻訳して、この前の随想
避妊・去勢でガンの骨肉腫等の多病誘発! アメリカの獣医学の学術論文を翻訳に記述した。
今回は、その難病の一つである甲状腺機能低下症に焦点をあてて一般愛犬家にも理解しやすいように記述する。その
アメリカの原文中の甲状腺機能低下症に関する記述を翻訳して掲載する。
甲状腺機能低下症
卵巣切除・去勢手術をした犬は、手術をしてない犬に比べて
甲状腺機能低下症になるリスクが3倍になるという因果関係が明らかになった。
研究者たちは、その因果関係を提示している。
卵巣切除・去勢が甲状腺機能低下症に温和な直接的な影響を与えると言うことよりも、もっと重要なことは、卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症が共に性ホルモンの分泌に影響を与えることである。その性ホルモンは免疫システムに関与している。
マウスの去勢が自己免疫性甲状腺炎を悪化させると言う事実は、犬の卵巣切除・去勢と甲状腺機能低下症の因果関係の証明に役立つだろう。
犬の甲状腺低下症は
肥満、無気力、脱毛、および、生殖機能の異常をもたらす。
翻訳者:ブログ「愛犬問題」管理人Paroowner
Hypothyroidism
Spay/neuter in dogs was found to be correlated with a three fold increased risk of hypothyroidism compared to intact dogs.
The researchers suggest a cause-and-effect relationship:
They wrote: “More important [than the mild direct impact on thyroid function] in the association between [spaying and] neutering and hypothyroidism may be the effect of sex hormones on the immune system.
Castration increases the severity of autoimmune thyroiditis in mice” which may explain the link between spay/neuter and hypothyroidism in dogs.
Hypothyroidism in dogs causes obesity, lethargy, hair loss, and reproductive abnormalities.
日本の獣医は犬が避妊・去勢手術により甲状腺機能低下症になるということを認めてない。ネット上では、上記アメリカの学術論文の内容をむきになって否定している。避妊・去勢手術による病気ではなく、犬種による発病だとごまかしている記述もある。
甲状腺機能低下症についてまじめな記述も多いが、その原因は不明としている記述が多い。
甲状腺機能低下症の95%は原因不明の特発性のものであり、その他は遺伝的なものだとか、自己免疫疾患によるものだとか記述してある。
その原因不明の特発性の中に避妊・去勢による甲状腺機能低下症が隠されていると見るのが順当だろう。
つまり、
犬の甲状腺機能低下症の主因は避妊・去勢だ。
日本の獣医界は詐欺根性の塊みたいな連中が愛犬家の国民をだまして平気な顔をしている詐欺業界だ。
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Faikenmondai.com%2Fparo50.gif&b=d3ae6ed1f9b44cafa81d14e02aee0361)
甲状腺ホルモンは食べたものの代謝率を上げて、全身のエネルギーの利用をうながすホルモンだ。それが不足すると、体全体の機能が正常ではなくなる。
心臓、肝臓、神経、代謝などのいろんな器官が異常をきたす。動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞にもなる。
避妊・去勢をした多くの犬が肥満、無気力、脱毛などの弊害を受けているのは否定できない事実だ。
犬が
肥満になったのは飼い主が食べさせているドッグフードが悪いのだと獣医は言う。良いドッグフードがあるからと、高価なドッグフードを売りつけて儲けている。しかし、肥満は治らない。
獣医は避妊・去勢手術をすると、犬がおとなしくなると愛犬家をだましている。おとなしくなったのではない。
無気力になってしまったのだ。男性ホルモンや女性ホルモンの分泌が異常になり、体全体の活動が低下したのだ。
人の女性の更年期障害と同じ症状を呈しているのだ。けだるく、ふさぎこみ、根気がなくなり、活気がなく、やる気を喪失しているのだ。
寝てばかりいる、呼びかけや物音に無反応であったりする。獣医は老化のせいにしたがる。実は避妊・去勢による病気だとは言わない。
避妊・去勢による
脱毛や皮膚病については下記関連随想
No13,No14,No15に詳述してある。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/21/0000002221/85/imgde721ac2zikezj.jpeg)
去勢により皮膚病になった犬
No12にある。
加齢により
毛艶が悪くなる、
被毛が薄い、剛毛、フケが多くなる、
皮膚が黒ずんでいるなどの病状が出る。
寒がりになる犬もいる。
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Faikenmondai.com%2Fchiwawaanima.gif&b=4a7f83fe162b4d679a288a7e81e9cd1e)
犬の甲状腺機能低下症については、ドイツの獣医師免許を持つ日本人のわかりやすい記述が
ここにある。
甲状腺機能低下症になると難病の脱毛症になるとのこと。
「皮膚の変化。毛が抜ける(かゆみのない
左右対称性の治りにくい脱毛)、色素沈着、毛艶が悪い、皮膚の乾燥など。」
また、神経系にも作用して、
てんかんの発作や攻撃性の強い犬にもなるとのこと。
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狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Faikenmondai.com%2FANI_051.GIF&b=422b53679e3959c8972f93931782711d)
狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ