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入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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2008.09.26
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音楽に関しては、かなり幅広く聴いてきたと自分勝手に思ってる。
最近、田中先生に
「デス・メタルとブラック・メタルは、どこが違うのかどくろと質問されたが、
そういう類の音楽も聴いてきた。
(ブログで書こうかと思ったら、
4分の1もいかないうちに10000字を突破したので、あきらめましたNG

ロックとかメタルとか、そういう方面の音楽は
黒人がもちこんだディキシーランドとかジャズとかがルーツにあると理解している。

形態はともあれ、この流れの上の音楽は、
まあ、いろいろとありますね。
先日書いた「アヴァン・ギャルド」は、この流れの上と、僕は考えています。

 

「ノイズ」と呼ばれるジャンルの音楽は、
ある意味「究極」ですね。

僕の所有する、あるバンドのCDは、
クレジット上は58曲入りであるが、
実際には300曲以上が収録されているようだ。ショック
このバンド、’89年には5643曲入りのアルバムを発表したこともある。びっくり

 

ノイズとかコアとかいう音楽形態は、
どちらかというと、
「速い」「短い」という方向に向かう傾向がありますね。

 

僕の所有するCDの中で、
最も短い曲は
1秒で終わる。泣き笑い

Napalm Deathというイギリスのバンドの曲。
あるいは、日本のS.O.B.というバンドも、同じ1秒の最短記録の曲を演っていた。

 

ハナシは変わるが、
ロック方面とは別の流れに、
クラシック音楽をルーツとするものがある。

「ラプソディー・イン・ブルー」で有名な
ジョージ・ガーシュインなんかは、
この流れとジャズ系の流れを一致させようとした人なのだろうが、
やがてクラシックの系統は
「現代音楽」に受け継がれる。

「現代音楽」の作曲者たちは、実験的な音楽を試みる。
既成の音楽に対して、疑問をいだき、
新しきものを産もうとするゆえであろう。
曲や音楽活動には、強い革命的な思想が吹き込まれる。

これは、現代音楽ではないが、
たとえばシェーンベルクなんて人は、
8音を基調とする作曲法を否定し、
12音を均等に扱うという姿勢をとった。

…結果、大変分かりづらい曲になった。泣き笑い

 

「現代音楽」の巨匠に、
シェーンベルクに師事した、ジョン・ケージという人がいる。
おしくも1992年に亡くなってしまったが、
つい最近の人である。

例えば、
ピアノを、鍵盤を使わず演奏する曲を書いた。ショック

鍵盤を使わないので、
演奏者は、フタをたたいたり、
足をけっとばしたり、
弦を直接はじいたり、ひじ打ちをしたり…。
そういう演奏をする。
そういう楽譜が、ある。

 

だが、この人の名前が知られるのは、
なにしろ
「4分33秒」という曲においてであろう。

3楽章からなるこの曲の楽譜は、単純である。

「第一楽章 休み」
「第二楽章 休み」
「第三楽章 休み」。

本当にこういう楽譜である。

 

演奏中、すべての楽器は「演奏を休む」。

 

つまり、
曲中、演奏者は、一切、楽器を、弾かない。ショック

 

結果、
4分33秒、音がしない。

 

これはすごい。
音のない音楽だ。
(正確には、その4分33秒間に観客が聴いたすべての音、
 たとえば、人の息遣いであるとか、会場の外から聞こえる車の音とか、
 そういう一切が「音楽」であるという思想。これを偶然性音楽という)

僕はこの曲の存在を中学だか高校生の頃に知り、
その精神性というか、真意というか、
そういうものを大学生の時点で知った。

が、演奏そのものを観たことは、なかった。

 

ところが、あるんですねぇー。

先日、YouTubeで検索してみたところ、
ありました、ありました、
伝説的な「4分33秒」の演奏シーンが。

 

ピアノで演奏するのは、話では聞いておりました。

ところが、なんと
オーケストラ・バージョンの「4分33秒」がある!

 

コレ、すごいっすよ!

 

いいですか、
繰り返しますよ、
この曲の演奏中、
演奏者は楽器を一切、弾かないんです。

フル・オーケストラが舞台上にそろっている。
指揮者が指揮台に立つ。
観客席がしずまりかえる。

 

…。

 

何も起こらず、第一楽章が終わる。

 

 

…まあ、ぐだぐだ言うより、観てくださいな、すごいから。
どこがすごいかって、
一切の音を発しないのに、
フル・オーケストラがそろっている

そのあたりが、すごい。

あ、「4分33秒」は、
CDでも発売しているようですから、
僕は買わないけど、
もしご興味があれば、買ってみるのも…。

もちろん、無音のCDですけど。うっしっし

 

ジョン・ケージという作曲家は、
曲の最短記録も更新した。

「0分00秒」

これが僕の知る限り、
世界で最も短い曲である。

 

一応、この曲にも演奏方法の指示があるけど、
何をどうすればよいのか、僕にはよくわからない。

一見すると、何をしてもいいようであるが、
でも、すべきことには制限もある。
よくわからん。

でも、これは理屈上だけの話ではなく、
実際に舞台で「演奏」されたことがあるんです。
しかも、初演は日本において。
(ジョン・ケージは、アメリカの作曲家)

 

 

さて、短い曲は、このように、いろいろあるのですが、
では、長い曲は、というと、
これもジョン・ケージによって作曲されていた。

 

一般に長い曲というと、どんなもんなんだろう。

僕が聴いた曲としては、
ワーグナーのニーベルングの指輪、
アレは、1夜3時間程度が4日分あるから、12時間程度。

もちろん、ぶっ通しで聴くわけではなく、
あくまでも「連作」である。

単一の連続した曲という意味では、
エリック・サティの「ヴェクサシオン」
ギネスブック上、最も長い曲である。

このピアノ曲は、同じフレーズを840回繰り返すため、
演奏に18時間以上かかるという。
(連続ですよ、連続)

 

 

…しかし、本当に世界一長い曲は、
こんなもんではない。

 

「ASLAP」

これが世界一長い曲だ。

 

「As Slow As Possible」。

つまり、
「できるかぎり、遅く」。

 

ジョン・ケージ作曲。

 

この曲は、
ドイツ東部、ハルバーシュタットの
ブキャルディ廃教会で、
今現在、演奏中である?

 

 

しかし、残念ながら、
僕はこの曲を最後まで聴くことはできないだろう。

 

なぜなら…。

 

この曲が終わるのは、
2639年の予定。

 

演奏総時間、
なんと
639年。

 

ショック

すごいですねー、
何を考えてるんだか、わかりませんねー。

「今現在演奏中」というのは、
おもりで、勝手に鍵盤が押されていて、
音は出っぱなしの模様。

この曲
2001年に始まってから
はじめの一年半は、
「全く無音のパート」だったようです。
(正確には、オルガンに空気を送り込む音?)

開始から7年たった今、
どうやら6つ目のコードあたりになったようです。

 

639年…。

 

もう、挑戦する気にもなりません。

猫Kama






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Last updated  2008.09.27 00:57:28
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