こんばんは、鎌田です
長野県佐久市よりお届けしております
えと
愛夢舎は4月29日~5月5日の期間
ゴールデンウィークの
休館期間をいただいておりますzzz
僕も、実家に帰省しております
去年の9月、こちらの方に用事があったので
ほんの数時間だけ実家に寄りましたが、
ちゃんとしたカタチでの帰省はまる1年ぶりです
・・・はい、親不孝者です。
反省・・・
僕には姉がおり、ふだんは名古屋で暮らしているのですが、
今回その姉も戻ってきており、
ひさびさに家族4人がそろっています。
あ、実家には2匹のワンコもおりまして、
シーズーパピヨンミックスの「ミゲルくん」、
チワワの「タルトくん」といいます。
姉は姉で、チワワの「ココアくん」と同居しており、
その子も連れて帰ってきているので、
人間4人+わんこ3匹が勢ぞろいしております
この年齢になっても
「家族みずいらず」の時間が過ごせるというのは
幸せなことです。
・・・ミズイラズ?
どういう意味だろう??
いや、意味は
なんかこう、気兼ねなくみんないっしょくたにくつろいでるような、
気のおけない人たちで集まってるというか、
そういう意味なわけですが、
なんで「みず」が「いらない」のか?
語源ですね。
あんまり考えないことかもしれませんが、
日常に転がってる、よく使うことば、そういうのの語源を知るのって、
意外と新しい発見があって、おもしろい。
謎は日頃の生活の中にも転がっており、その謎解き、僕、好きです
さて、「みずいらず」ですが、
答えは意外とカンタンです。
「水と油」という表現がありますが、
アレの反対ですな。
「水」と「油」は、まるで性質が異なって、まじりあう事はない。
むしろお互いをはねつけあって、だから、料理のときに油を熱してるとこに水滴とかおちると
バチバチってはねて、それが腕にかかると熱くて、
僕なんか、それで細かいヤケドを何度したことか。
油と水が混じらないということを利用して作られてるのが
海で船の座礁なんかが起こったときに使われる「オイルフェンス」ですね。
でも、熱した油に水分を入れるということにあえて挑戦するひとは必ずいて、
たとえば、アイスクリームのテンプラ、フライなんかがそれであって、
そういえば僕もかつて、「ベイクドアイスクリーム」を作ったことがあって、
これはカンタンにいえば「焼きアイスクリーム」なわけですが、
アイスクリームをメレンゲで包んでオーブンで焼くわけですね、
すると、まわりこんがり、中は冷たいアイスが・・・
・・・なんのハナシだっけ?
えっと、「みずいらず」ですが、
これ、
「水要らず」ではないんですね。
「水が いらない」ではなくて、
「水が 入らない」。
「水入らず」です。
油の集まりの中に
水が入らない。
つまり、家族や仲間内など、
同族・同種的なもの、
「油」の中に、
よそもの、縁遠い人、
「水」が入らない状態。
これが、水入らずです。
ほらね、別になんのヒネリもなく、
「ふーん」って感じでしょう。
でもね、日常の謎というか、新しいビジョンというのは、
ここでとどまっては生まれない。
たとえば、謎解きストーリーを読んでいて、
「ははあ、このハナシの謎はこういうことだな、見切った!甘いな、ふふふ・・・」
とタカをくくってると、そこが危ない。
人っていうのは、自分が「勝った」と思うと
極端に無防備になるからねー
だから、そのあともう一段階「ワナ」をはられると
もう、はまったも同然だったりする。
いや、別に、
謎解きとかワナのハナシじゃないんだけどね
家族水入らず。
なんで、逆の発想なんだ?
だって、油と水だったら、
水のほうが普通にあるものだし、絶対必要なのも水だし、
油って、なんかカラダによくないようなイメージもあって、
「異物」の印象なら油だろう。
こう考えればよい。
「家族水入らず」というのであれば、
この場合、
家族は「油」である。
油が集まってる。
オンリー油だ。
油しかない。
今現在の僕の実家なんて、
純度の高い油が
もう、最高レベルで濃厚な状態だ
油でギトギトだ
油ギトギト家族
ほらみろ、
イヤな感じになったじゃないか。
Kama from Nagano
↑ いやね、実家に帰ったらパソコン使えたもんでね。