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入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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2012.12.25
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こんばんは、鎌田ですOK

今日は、世間では
クリスマスだったそうですね。

僕ら、この職業をしてますと、
イブも、クリスマス当日も、
ほとんど場合が仕事であって、

まー、何年も、
いわゆる「クリスマス」らしい
ロマンチックな日として過ごしたことがない。

ところが、今年は
25日が休館日でして。

昼間は職場で仕事してたんですけど、
夕方には、
僕個人にとって
本当に、本当に、
これ以上ないほどうれしい「プレゼント」が
サンタさんから届きましたよ♪

 

それは、彼との再会。

彼・・・N氏は、
僕の高校時代の同級生です。

長野県佐久市野沢北高等学校。

家から自転車で10分のその学校が
別の中学を卒業した彼との
出会いの場だった。

入学式~新入生オリエンテーションなど、
しばらく時間を過ごすうちに
なんだか意気投合して、
好きなものも一緒、キライなものも一緒、
そんなんで、「つるむ」ようになった。

もう「時効」だと思うので、告白しますと、
新入生の親睦キャンプでは
2人で昼間っから××をかっくらって、
酔っ払いながら綱引きをした。
授業を××っては、
気の合うマスターの経営する喫茶店に通い、
いろいろと話し合った。

んで、高校1年生のときに
初めてのロックバンドを編成した。

彼がドラムで、僕がギター。

ほかのクラスからベースを募集し、
また、ボーカルは何人か交換した。
1年たって、後輩ができると、
今も最前線で活躍しているKをリードギタリストとして採用、
僕とツインギターでもって、
ツインリードの様式美バンドに発展した。

・・・まあ、そんなバンドの歴史は
その後のKの活躍とか、
僕の大学時代のバンド遍歴からすると
ちゃんちゃらおかしい「バンドごっこ」だったんだけど、

しかしいまだに、
N氏が名付けた当時のバンド名は、
実は、僕は
あらゆるところでのパスワードとして使っている。

(だから、教えませんよ、もちろん。
 Ge・・・・・     あっ!!!アブナイ、アブナイ・・・)

 

僕は高校を卒業して、
現役で大学に進学しましたが、
高校の先生が
「もったいないよ・・・浪人しなよ・・・」というほど、
その「高校」としては納得のいかないのであろう、
大したことのない私立大学。

しかし僕は、
浪人して上位校に進学することよりも、
一年も早く、自分が学びたい哲学の世界に身をおくことを優先したので、
周囲の反対を押し切って、現役で進学しました。

一方N氏は、
2年浪人して、福島の国立大学へ進学。

 

ただ、1年、2年と期間があくごとに、
僕らは疎遠になっていった。

いつしか、彼の連絡先もわからなくなり、
彼も、僕の所在がわからなくなった。

ほんの数ヶ月前、
Facebookで彼を見つけた。

同時に、彼も僕を見つけた。

 

実に実に、
20年ぶりのことでした。

 

ここで、僕らには二通りの選択があったと思う。

 

20年離れていたのであるから、
こうして、ネット上でお互いの所在を確認できた、それで十分、
そう思う選択。

もうひとつは、
これはやはり、再会すべきという「お告げ」じゃないけど、
なにか、そうすべき、と、時間が教えてくれている、
だから、会わねばならない、
そう思う選択。

 

そして、僕らは
会うことにしたのです。

20年です。

音信不通だった期間は、
僕らの人生の半分を越えています。

彼と再会することに、
決して勇気はいりませんでした。

しかし、
20年という期間が
お互いをどのように変えたのか。

もう彼は、当然のように
当時の彼ではないし、
もちろん僕も、
当時の僕ではない。

でも、なんでしょうね、
本当に今回は、自信があった。

 

どれだけ変わったとしても、
それでも変わっていない。

そういう自信。

 

僕は自分で思うんだけど、
中学~高校の頃の自分と比べれば、
本当に別人のように変わったと思っている。

ならば彼も
別人のようになっているだろうし、
現に、彼はもう、家庭をもち、
お子さんもいる。

 

それでも、
こうして再会の機会を与えられ、
僕は、彼と会いたいと思った。
彼も、僕と会いたいと言ってくれた。

 

こういうのを
僕は
「魂のつながり」と呼びます。

 

今日、少しドキドキしながら
新宿まで出かけて、
彼と20年ぶりの再会を果たしました。

確かに、お互い変わっていました。

僕も彼も、だいぶん丸くなって、
言い方を変えれば「オトナ」になって、
バランスが取れた人間になったと思った。

でも、根元にあるものは、
やっぱり変わっていなかった。

だから、再会の瞬間から
20年のブランクなどなかったかのように
おしゃべりに興じ、
変わったお互いの話を、本当に楽しく幸せに聞いて
あっという間に終電間際になってしまいました。

再会の場面には
彼の妹さんもかけつけてくれた。

妹さんは、高校1年生の頃、
1度だけお会いしたことがある。
その頃、彼女はまだ小学生だった。

僕とNは、高校生の頃、
長野県佐久市から、
西伊豆松崎まで、
1週間くらいの自転車旅行を決行したのだけれども、
妹さんとは、
その時お世話になったN氏の家の別荘で
オセロで戦って以来の再会だった。

今は、本当に立派な
素敵な女性になって、
今年結婚したという旦那さんも連れてきてくれた。

 

本当にね、
この歳になって今さら・・・というか、

「サンタさん、だったら、
 もっと早くくれれば・・・」

と思わないでもないけど、

 

本当に、最高のプレゼントでした。

 

親友との再会。

親友がいるということの確認。

そして、その親友との再会をきっかけとして、
また新たな人たちとの出会い、
そのことによる、
僕の人生の広がり。

こういう可能性を僕にさずけてくれたのは、
本当に、最高のプレゼントだと感じています。

サンタさん、ありがとう。

 

 

・・・さて、当たり前のことですが、
こんな「サンタさんありがとう」で終わっては
僕の真意が伝わらないかもしれませんので、
も少し書きます。

要するに、
「人」は、
動き、進み、探すことで
実は、カンタンに手にすることができるものが
自分の周囲にいっぱいあることを
見ようとしていない。

僕は、もしNと再会しようと
それを探そうとしていたら、
20年の期間は必要なかった。

僕は今日、
本当に、幸せであった。
彼とおしゃべりするのが
これほど幸せなのか、と思うほど、
幸せだった。

しかし、だったら、
なぜこの20年間に
その幸せを得られなかったのか。

 

答えはひとつ。

自分が望み、
自分が願い、
自分が幸せになろう、

そう思って
「動く」と、
当然のように「出来事」が起こります。

しかし、
「仕事が忙しい」、
「どうせムリだ」、
「待っていればそのうち・・・」、

そう思っていると、
何も起こりません。

 

それを確信した今日、
もちろん、彼らとの再会が
僕にとって、最高のクリスマスプレゼントでしたが、

同時に、そこへの気づき、
それも、プレゼントのオプションとしてもらっちゃいました。

サンタさん、ありがとう。

再会.jpg

猫kama






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Last updated  2012.12.26 02:34:42
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