221251 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007年07月27日
XML

夏休みが始まったとたん ゴロゴロしているケロ1・2。
「早く起きなよ」「着替えなさい」と何度言っても のた~くた~。
その様子にプチッときてしまい怒ってる 会場に電話している自分がいました。
「昼の部の当日券ありますか?」「はい、ありますよ」
これ幸いと現実逃避(一応ケロ1・2にたずねてみたものの予想通り行かないとの返事)

会場の駐車場は案の定満車、近くの市営駐車場に停めて当日券売り場についたのが開演5分前。それでも特等(全体の3分の2ほど)・1等・2等どの席種も空席ありでした。双眼鏡を持ってきたはずだから 1等でいいやと買ってかばんをみたら双眼鏡がない~雫
時間が・・・とあせっていたので車の中に置いてきてしまったのでしたほえー

玉兎
初めて観ました。染五郎はパンフレットで自分が言っているように「きっちりと元気よく」踊ってたと思います。火打ち石でかっちかちの仕草とか楽しい踊りでした。

仮名手本忠臣蔵 七段目
最初にパネルがでてきて(松の廊下・判官切腹・おかるの身売りで手をとりあって別れを惜しむ勘平・おかる 勘平切腹)それまでのあらすじをかいつまんで吉之助さんが解説してくれました。初めて観る人には親切orそれだけの解説で十分なのか?
通しで観て知ってるとどちらなのかわかりませんでしたあっかんべー

前半をカットして九太夫と伴内が大星の刀をあらためる場面から。
さすがに吉右衛門は登場から由良之助の風格がありますが 「手の~鳴る~方へ」と遊興にふけっている場面からの流れの方がなじんでてしっくりくるものですから なんとなく違和感が。本性を表す場面があまりにも早くきすぎて こちらの気持ちが乗り遅れてました。

芝雀のおかるはかわいいおかるでした。かんざしを落とすところが「手紙を読むのに夢中でつい落としてしまった」ではなく手順で落としましたに見えてしまったのが失敗
「三日限りじゃぞえ」という言葉にもうすぐ勘平に会えるといううれしさがほとばしる 平右衛門に勘平の様子をたずねたいのに言い出しにくくて「察してくれても・・・」とちょっとすねるいじらしさ そして真実を知らされての悲嘆。
芝雀のおかるは 玉三郎のおかるよりは少し年下の印象でした。

染五郎の平右衛門 おかるに父親や勘平の様子を尋ねられたときのぐっとこらえたうえで「達者だ」と返事するところなどの情感はまだまだ感じられませんが 初役とあればしかたないでしょう。教わったとおりに真摯に演じていたと思います。クラブ
筋を知っていても(知っているからこそ?)うるっとくるところがあるおかるとのやりとりも 浮かんできた涙にひたれるところまでいかないので少々欲求不満・・・
これから何度も演じていくことで身につけていってもらえるでしょう。
吉右衛門や仁佐衛門からたくさん吸収していってもらいたいものです。

太刀盗人
これも初めて観ました。きりっとした身のこなしだけれど 「どこかぼんやりした」おかしみのある高麗蔵と 悪人だけれど愛嬌のあるすっぱの歌昇。2人の掛け合いが楽しい舞台でした。

「歌舞伎で 狂言みたいなの観たのは初めて」とお連れと話している年配の方もいました。
後方は高校生の団体でしめられてましたが ほとんどの観客はどうみても60~70代。
それで空席もあるというのが地方の現状なのかなぁ~しょんぼり

それにしても双眼鏡で表情が見られなかったのが残念無念・・・

パンフレットが1200円。ちょっと高いなぁ~と思ったのですが写真がたくさん載ってて(しかもサイズが大きいスマイル)各役者さんのインタビューも2P分あって読み応えもあり 損した気分にはなりませんでした。
チケット代に少々プラスしたくらいのお金しか持ち合わせがなかったので『パルコ歌舞伎・決闘高田馬場』のDVDが買えませんでした雫
諭吉さんを足しておくべきだった~(後の祭り)

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月28日 22時05分04秒
コメント(2) | コメントを書く
[歌舞伎・文楽・能・狂言] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X