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2009年01月11日
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歌舞伎座を終えて、今日しかないかもという強迫観念にとらわれて(?)演舞場へむかいましたウィンク

七つ面
歌舞伎十八番の内だそうですが、実質は海老蔵が新たな構想のもと、舞踊として復活上演(ほうおうより) のびのび楽しそうに踊っているという印象を受けました。若く颯爽として、かつもう充分座頭の風格だなぁ・・・と思いました。
前列に座ってたお嬢さん(5人くらいの団体で 私の後列には監督役?の誰かのご両親らしい人がすわってたのですが)が、デジカメを取り出してパチリとやったのには 仰天しましたびっくり 隣の席のおじさんが「撮影していいのか?」と声を出したのでカメラをカバンにしまって 舞台始まってすぐの1枚のみだったとはいえ・・・あんなに堂々と写す態度には 口あんぐり。その後も 仲間うちでお菓子食べ放題、ビールは飲むし、あげくは2幕目からは睡眠も・・・と江戸時代の観客もこんな感じだったと思えばいいのかなどと余計な事も考えました・笑

恋飛脚大和往来 封印切
ポスターの獅童はきれいだったのですが、台詞の声が下向き矢印
一生懸命やっていたとは思うのですが 前半の愛嬌や「せかねばならぬ」のせっぱつまった哀切感はまだまだだよなぁ~と。封印を切ってしまったことに気がついてから、開き直って?覚悟の下に封印を切っていくのも もっとたっぷり演じてもいいんじゃないのと思うくらいにサラ~っとした印象でした(時間的には十分あったと思うのですが、その中に込める心情が)。学生時代に観た仁左さん(当時孝夫)は多分 今の獅童とあまり変わらない年齢だったと思うのですが 愛嬌にあふれていたし「道がとおい」と見やった目に 大阪から大和への道のりとその先に待ち受けるものを感じたけれど。(ひいき目と役の経験回数を考慮に入れても)
猿弥の八右衛門が 体型がそうなせるのか?我当の八右衛門を彷彿とさせました。
猿弥が出てきてから やっと私の知っている封印切らしくなった感じがしましたオーケー

おえんが、梅川と忠兵衛を合わせる場面 梅川がはおりのひもを格子にゆわえつけて首を絞めそうになる場面が好きなのですが、今回は演出が違うので残念しょんぼり 同じような場面はあったんですけど・・・

弁天娘女男白浪
海老蔵の娘姿はやはり出てきたとたんに「背が高いよな~」と青ハートすっきりとしたクールビューティー。若手ばかりの時は なんとなく勉強会的雰囲気だったのが 左団次登場でぐっとそれらしくなるのも面白く感じました。段治郎もかっこよくて ごひいきのあのお方はさぞ・・・なんて思ってしまいました・ねっ姐さん目がハート

立ち回りでも大奮闘の海老ちゃん。絡み手の方でヒヤッとする場面もありましたが、事故にならなくてよかったです。

隣のおじさんが花道の方へ身を乗り出すので 花道でのお芝居は見づらいことこの上なくと まわりにむむっ?と思わずにはいられなかった観劇ではありましたが、海老蔵をはじめとして若手の熱気に満ちた舞台に 帰りの足取りも軽くなる心地よさでしたどきどきハート






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最終更新日  2009年01月26日 23時19分09秒
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