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カテゴリ:コラム
※今回の記事は、私の愚行の告白(但し、謝罪・反省文は無く、過度の釈明あり)、毒吐きがあり、皆様に不快な思いを与える文章も書いてあります。炎上も覚悟しています。
ネット上も含め、日頃から私と親しい人、クリエイティブRPG等で私と関わっている人は、読まない事をお勧めします。あらかじめ、ご了承願います。
ライター・北条かやさんは幼少時から人に嫌われる事が嫌いで、いつも他人に媚びを売っていたそうだ。 ライターとしてデビューした後もそんな傾向が続いたが、自身のTwitterに批判が相次ぎ、その度に反論していた。だが、その結果2016年に自身のTwitterが炎上してしまい、北条さんは精神を病んで、仕事を一時休止。 しばらく精神病院に入院することになってしまった。その後は、批判や炎上を気にしないことにしたという。 これを受けて、今回は批判される事について私見を書こうと思う。 その前に、ある2人の人物について、話したいと思う。 まずは、私の元Twitterのフォロワーで、発達障害を抱えている女・N(仮称)。 Nは、自身の辛い半生をブログに書き、いつかそれを出版するという夢があった。文章はそれなりに上手く、続きを気にならせる力はあったと思う(あくまで主観)。 しかし、彼女は批判はおろか、反対意見や客観的な意見等、自分とは異なる意見が出て来ることを非常に嫌がる人で、苦情や批判が来ただけでコメント欄を一時的に閉鎖したり、批判した人に対してブログで反発したり、SNSをブロックしたり、酷いと精神を病んで体調を崩す程だった。 N曰く「今まで周囲から否定的な言葉を言われ続けてきた為に、メンタルが弱くなって批判に耐えられなくなってしまった」「自信を持つ妨げになるから、批判はやめてほしい」との事だ。 それについて、私が「そういう人は本を出す事に向いていない」と批判をしたのだが、その事が原因で喧嘩になり、遂にはブロックをされてしまった。 2chに名前を伏せつつも相談してしまった私の対応の仕方にも問題はあったが(2chは、罵詈雑言がありつつも、社会の現実や闇がよく見えたり、真面目に悩みを共有したり、馬鹿な事を楽しくしたりする事も出来る、玉石混交なサイトだと思っている。それに私の身近に他人の障害やネット友人のことについて相談出来る人がいなかった)、SNSやブログで人の批判や愚痴、毒吐きを書いている人が言って良い台詞ではないと思った。2chでも、同様の事を書いている人は多い。 後に、Nは複数の悪質ユーザーから、襲撃、ツイートの晒し、職場・住所の特定、Nになりすます等の嫌がらせ(彼らの言ってることは、正論はごく一部あったが、どれも悪意のあるものだった)を受けて、ブログを引っ越し、Twitterを退会。その後もバッシングや嫌がらせを受けて結局、未完であるにも関わらず、何の予告や説明も一切なく、削除された(しかし、書籍化は断念していない模様)。 実をいうと、私もNがブログを引越後、Nの書籍化の行方が気になった事から正体を隠しつつTwitterでコメントしていた。 だが、「気分を害したら申し訳ないのですが、出版した本がレビューで批判、酷評されたらどうしますか?」と聴いただけで、「批判が嫌な人は向いてないと言いたいのか!」と言われてブロックされた為に、キレてブログに反論した時に元のHNを出してしまったせいでバレてしまった。 その後、悪質ユーザー達とTwitterでNのSNSの意見・情報交換をしたり(とはいえ、あまりに酷いツイートは黙って通報した)、時に匿名でNのSNSに書籍化について質問したり、悪質ユーザーに反論する人に「彼らもヤバイですけど、Nだって酷いですよ」と上述の事を話したり、放置されたURLを貼って「これ、更新してないけど、どうするんだろう」と書いた事(今でもそうだが、ガチで放置しているページが気になっていた。でも、鍵付きにしていないページのURLをネット上に書く事に文句を言うのはどうかと思う)、Nのサブアカウントに「休止中のブログはどうするの?」と質問をしたり(その後Nにブロック、退会されたが、嫌いな人が相手でも、せめてスルーか大人の対応をしてもらいたい)、今でもNの書籍化の行方が気になって調査・検索したり、放置したと思われるサイトやSNSにコメントを残したりしている(念の為に言っておくが、Nのなりすまし、個人情報の暴露など警察・裁判沙汰になる様な事はしていないので、安心して欲しい)。 次に、ウェブ小説家・S(仮称)。Sは、かつてはウェブ小説で比較的評判があったそうだが、メンヘラ、病気を自称しており、自身の小説を原作とした漫画の演出等で他の作家と対立しては離反されたり、読者からの批判に猛反発したりしていた。 当然、ネット上で叩かれ、時にSの行動について、まとめたサイトまで出来て、その管理人と裁判沙汰にまで発展したが、裁判の結果「名誉を棄損している箇所はあるが、削除する程ではない」との判決を受け、喧嘩両成敗となったらしい。この他にも、Sは障害者を批判したり、パスワード設定も検索除けもしていない会員サイトを訪れた人に対して高額な罰金を請求したりと、数々の騒動を引き起こしていた様で、2chではSを批判するスレッドが立つ程だった。そして、現在Sが運営する会員制サイトの会員は、ほぼ皆無らしい。 あくまで、主観だがNとSは共に、自己愛性人格障害を患っていると思う。 以前の記事でも書いたが、批判に耐えられない人は、最初から表に出ない方が良い。人の考え方や性格、価値観がそれぞれ違う以上、意見の対立や心無い言葉で傷付く事は避けられないからだ。 たとえ、心の病気やトラウマを抱えていても、周囲は一切耳を貸さないし、本人が心無いコメントを書かれて、傷付いたり心を病んだりしても、向こうは何の罪悪感も持たない。そうなった所で、「それがどうした」「甘えるな!」と一喝されてしまう。 最悪、それで心が壊れたり自殺を図ったりしても、「その程度の人間だった」「向いていなかった」と一蹴されるだけで、自分の言動を悔やむ事も罪悪感を持つ事も一切しない。 無責任かつ非情かもしれないが、この記事を読んでいる人も含め、誰しも何かに批判をした事はあるだろう。 たとえ口には出さずとも、「あの芸人のギャグは面白くない」「今日見た映画はつまらなかった」「この店の料理はマズイ」「この商品は使い勝手が悪い」「あの事件の犯人は許せない」「今の政治家はダメだ」等と、思った事は一度や二度ではないだろう。 そんな人を「心が狭い」「嫉妬している」と言っていたら、世の中の人間が全員、不満を抱えているという事になってしまい、批判しない人間は、脳内がお花畑な人だけになってしまう。 確かに、自分が一生懸命作って自信を持って完成させた作品や自分の信念を込めたものが批判や酷評を受けるのは辛いし、どうせならお世辞でも良いから褒めてもらいたいものだが、「自分の作品は絶対に面白いのに、つまらないと言うなんて何て酷い人だ!」「自分の主張は100%正しい!反対する人は全員悪人だ!」と思っていると、間違いなく読者から反感を買い、叩かれる。何故なら、人の好みや考えは、千差万別である以上、全ての人に受け入れられるものなんて無いからである。 たとえ、自分達の意見が正しくても、時代の流れと共に、流行や考えが変わる可能性もあるし、正しさが通用しない、いわゆる例外もある。 批判をする人は心が貧しい、自分に嫉妬している、他に不満を抱えているとも言うが、批判をするのは、決して心の貧しさや悪意、嫉妬心によるものとは限らない。 批判をする人は、少なくとも本人の中では、その人の考えが間違っている、内容に問題がある等の理由で、どうしてもその人に言わざるを得ない、改善して欲しいと思っているから批判するのであって、決して内面に強いコンプレックス、妬みや悪意があるとか、憂さ晴らし、意地悪をしているとは限らないのだ(酷評は、批判の更に酷いもの。プロや評論家でも酷評してくる人はいます)。世の中の人達が皆、卑しい人間とは限らないのだから。 かくいう私も、ネットでの意見に対し、ツッコミ、ダメ出ししたくなる性質で、反発されると「コイツ、潰してやりたい」「閉鎖されろ」と内心毒吐くタイプで、上述の様に反論した事もあった(苦笑)。 趣味でやるだけならともかく、もし「有名になりたい」「将来はプロとして活動したい」「自分の作品を世に出したい」「自分の考えを世に広めたい」と思っているなら、批判や酷評、反対意見、時には誹謗中傷も覚悟しなければならない。 たとえ、批判する相手の言葉が的外れでも、「そういう見方もある」と考えた方が精神的に断然良い。 それが出来ずに、反発ばかりしていると、読者から見捨てられたり、余計反発されたり、悪質ユーザーやネットストーカー、クレーマーなど無用な敵を増やしたり、酷いとサイトを荒らされたり、SNSや掲示板で悪口を書かれたりして炎上してしまい、最悪、二度と立ち上がれなくなるまで徹底的に叩き潰されてしまう。 たとえ褒められて伸びる人、批判されると自信ややる気を失くす人も、そうした厳しい意見は受け止めるか、無視して我が道を貫いた方が良い。それでも耐えられないなら、会員制のSNSに登録して親しい人だけに見せた方が良い。 但し、自分の前では褒めていても、他所で悪口や批判を言ったり内容を暴露したりハッキング(!)を受けて漏洩されたりと、100%安全とは言い切れない。 また、自分で原稿を保存して完成後は貸金庫に保管し、死後遺族の手で作品を発表してもらう方法もあるが、それでもバッシングを受けたり、話題にすらならなかったりする他、遺族から「何だこれ」と捨てられたり、金庫を開けてくれる人や出版社に出してくれる人がいない、不採用になった(そうなったら、二度と修正出来ない)等の理由で、世に出ないまま終わる可能性もある。 やはり、本気で世に出たい、伝えたい事があるなら、それ相応のリスクは覚悟すべきだろう。 但し、あまりにも悪質な嫌がらせ(荒らし、謂れの無い批判・醜聞の拡散、誹謗中傷、犯罪予告、個人の特定等)を受けた場合は、直ちに警察や運営に相談・通報すること。 それでも、批判が辛い人は、長所も一緒に教えてもらうか、「中辛でお願いします」などと辛さのレベルを設けた上で、お願いすると良いです。そうすれば、大抵の人は手加減をしてくれます。 ただ、コメントを考える時に、変に気を遣われたり委縮されたりして、何も出なかったりお世辞で濁されたりする可能性があるかもしれません。 また、相手が辛辣な人、捻くれた人だと「無い」と一蹴されたり「本当は褒められたいだけでしょ」「批判や酷評が怖いのではないか」などと言われたりする場合があるので、気を付けましょう(この場合、作者を応援する気が無い表れである可能性が高いので、「長所や見込みが無いなら、コメントはいりません」と言って、離れた方が良いでしょう)。 但し、作者自ら「お世辞でも良いから、褒めて欲しい」と言うのは、作り手としての素質や人間性を疑われるだけなので、止めた方が良いでしょう(将来、ブーメラン発言になりそうだ)。 もし、「良かった所も教えてほしい」と言っても、あまり良い反応が得られなかったら、自分の作品はダメだったと受け入れて、修正、やり直し、別の作品を作った方が良いです。 批判する人も注意が必要 先程、「批判は避けられない」と書きましたが、だからと言って批判する側が作者にズバズバと言いたい放題言うのは大間違い。 言ったところで、あなたがトラブルメーカー扱いされて嫌われたり、コメント削除やアクセス禁止を喰らったり、下手をすれば、名誉棄損や誹謗中傷、侮辱罪で訴えられるのがオチです。 やるなら、相応のリスクは覚悟すべきです。 たとえ、作者のコメントに、「辛口意見歓迎」「批判・酷評も受け付けます」等と書いてあってもです。 せめて無視される、反論される、言い訳される、嫌味を言われる、嫌われる、怒らせる(逆上含む)、二度と作品を見せてくれなくなる、絶交される事を覚悟して、自分のコメントに責任を持ちましょう。 「愛の鞭」「愛ある毒舌」を主張するなら、せめて具体的かつ的確な改善策と作者のモチベーションを下げない為の気配りをしましょう(これ、重要ですよ)。 それが出来ないなら、甘々のお世辞をもらった方がマシです! また、たとえ正論でも、挨拶が無かったり、文体・口調が攻撃的・感情的だったり、しつこく責めたり、口うるさかったり、人格を否定したりすると、悪意がある又は嫌がらせと受け取られたり、相手のモチベーションを下げたりして、逆効果となるので気を付けましょう(とはいえ、何度もしつこく言わないと理解しない人や明らかに人格に問題がある人はいますし、あまりにも酷い内容だと文句を言いたくなりますし、無視・反発されたり改善されなかったりすると、こちらも攻撃的になりますし、たとえ相手のモチベーションを下げたり、夢を潰したりする事になったとしても、言った方が良いと思う時はありますけどね)。 どうしても直してほしい所があるなら、その作品の長所も一緒に言ってあげる(但し、お世辞の場合、内容や相手によって、嫌味や皮肉と受け取られたり現状に満足して努力を怠ったりするので要注意)。 実際に長所や見込みが無くても、作者や作品に見込みや伸びしろがあると思わせる、励みとなるフォローの一言を添える(例:「色々と厳しい事を書きましたが、作品への熱意は感じられるので、きっと良い作品になると思います。頑張ってください」「登場人物のリアクションが全部ズレていたけど、独特な見方が出来る人なので面白い作品が作れると思います」等。ここは社交辞令でも言うべき)、相手を諭す様な文体・口調(例:「こうすると良くなるよ」「こうした方がよろしいのではないでしょうか?」等)、具体的な助言や改善案、添削を出す(但し、作者に受け入れられるか、仮に受け入れられても作品が改善されるかどうかは別です。ダメだった場合は、潔く諦めましょう。あくまで参考程度に言う感じで)、参考になる資料・情報が書かれたサイトや本を勧めると良いです。 その方が相手にショックを与えずに済みますし、自分の意見も聴き入れてもらいやすくなります。良い作品になる見込みがある事を作者に分かってもらう為です。 もし、フォローのしようが無い、社交辞令やお世辞でも上手いと言えない、良い作品になる見込みがない、作者に伸びしろや将来性が期待出来ないなら、たとえ思う所や致命的な欠点がいっぱいあっても、あまりの酷い出来に気分を害しても、誰が見ても明らかにダメだと分かる作品であっても、作者が玉砕する事が目に見えていても、真面目に作ったのか怪しい作品であっても、感想やコメントを出さない(但し、ネットに限る。リアルでこれをやられると結構キツイ)、「自分の趣味に合わなかった」と言って以後その作品には二度とコメントしない方が無難です(リアルではこちらの方が無難。それでも傷付かれた場合は、すぐさま「自分には合わなかったけど、他の人には合うかもしれない」「実力が無いと言っている訳ではない」とフォローしましょう)。 見込みがない事を指摘したところで、たとえ悪気が無くても自分の意見・評価が正しくても、作者を傷つけるだけで、お互いに何のプラスにもならないどころがスランプに陥れてしまって逆効果になりますし、助言や𠮟咤激励を送っても無いものねだりか焼け石に水となるだけですから。 長所や見込みは無い。でも、看過出来ないミスがあってその事を伝えるにしても、ダメ出しをするのではなく「せめて、ここは直してください」と丁寧にお願いする(基礎が出来ていない作品、文章に誤字脱字や表記ミスなどが目立つ、物語に整合性が無い、ゲームにバグがある、録音した音楽にノイズがあるなど、修正が必要な場合。規定違反をしている、他の作品と酷似しているなど、作者のキャリア・信用に大きな傷が付く場合に限る)。 もしくは「この手をネタとした作品はいっぱいあるので、評価を得るのは難しいと思います」等と言葉を濁す(ターゲット層が合わない、コンセプトや内容がつまらない、アイデアが陳腐、作者の自己陶酔・自己満足に走っている、オリジナリティやセンスが無い、ドラマ性やカタルシスが無いなど、本人の才能・実力・努力ではどうにもならない、改善するには最初からやり直しが必要、いっそ新作を作った方が良い場合)方が無難です。 但し、作者が自分の作品に強い自信や思い入れがある、作者が何度も修正・作り直しを重ねて心身共に疲労している、数々の批判・ダメ出しに作者が音を上げた、作者の能力に限界が見えた場合は、それでも傷付けるだけなので、公募やサイトの規定違反、著作権やパブリシティ権を侵害している、すぐに修正出来る間違いがある場合を除き(ここでも丁寧にお願いしましょう)、たとえ、本人の為にならなくても「悪くはない」「まあまあ良い」等、嫌味や皮肉にならない範囲でお世辞を言った方が安全です。 相手の性格(具体的には、失敗してもすぐに立ち直れる人)や作品への思い入れの度合いによっては、いっそ「面白い」「良かったよ」と褒めたりおだてたりして、調子に乗らせたり勘違いさせたりしても良いです(もしどうしても心配だったら、「他の人からも同じ評価を得られるかは分からないよ」と釘は差しましょう。逆に作者から「他の人にもウケるか?」「公募に出したら受かるか?」などと聞かれても「自分が決める事ではない」「分からない」と断りましょう。実際あなたが決める事ではないから)。 もし、相手が疑い深い人、お世辞が嫌いな人なら、どこが良かったかを具体的に教えてあげれば、聴き入れてくれます。 出来は酷くてもそれだけ作者は頑張ったのですから、汲み取ってあげましょう。 たとえウケなくても出来が悪くても、とりあえず作者が作品を完成させる事を目指した方が良いです(アイデアや内容の質、作品の完成度やカタルシスを求めると、作者が迷走・挫折しやすい)。その方がたとえ失敗しても作者に経験値が入りますから。 もし、公募で落選したり作品が売れなかったり他の人からの酷評や炎上を受けたりして、作者が落ち込んでいても、「だから言ったのに」「ほら見たか」等と叱責、非難、嘲笑せずに優しく慰めてあげるか、そっとしてあげてください。 上述の言葉と矛盾する様ですが、表現者やクリエイターは上述のNやS程の人格障害レベルではないにしても、メンタルが弱い人、顕示欲や承認要求が強い人(いわゆる面倒な人)しかいないと思った方が良いです。 長所を探して褒めるのは、コメントする側としては負担が大きいですが、あまりの出来の悪さに気分を害して文句をぶつけたところで、作者のモチベーションが下がる、逆上される、喧嘩になる、作者がスランプに陥る、自分の意見を聴き入れてもらえない、作者のメンタルが悪化して人格が歪んでNやSの様になる、絶交される等のトラブルが起きて、お互いに嫌な思いをするだけで何の良い事も無いので、ある程度は作者の承認要求を満たしてあげましょう。 失敗しても、また作品を作り続けられる、挫折しても趣味として続けられる状態にしてあげる事が肝心です(本気で心が折れると、趣味として続ける事さえ出来なくなる)。 それが出来ない人、嫌いな人は、たとえ批評やコメント、感想を求められても最初から「申し訳ありませんが、自分には人を伸ばす才能が無いので、あなたの作品を見る事は出来ません」と断った方が無難です(「断られる方が辛い」という作者もいるでしょうが、これを言われたら他の人を探した方が賢明です。たとえコメントをもらえたとしても、後悔する結果となるだけです)。 万一、既に乗ってしまったり途中で「この人には才能がない」と気付いてしまったりした場合は、一緒に泥船に沈む覚悟で!(万一、これらが原因で関係が悪化しても当ブログは一切責任を持ちません) とはいえ、ちょっと指摘、ダメ出しされた位で、傷付いたり怒ったりすると、こちらもやりにくいです。たとえ、それで精神的に大きな苦痛を伴ったとしてもです! ましてや、「気分を害したら申し訳ないのですが、自分が書いた本が批判されたらどうしますか?」と聴いた程度で気分を害していたらキリがないですし、お互い身が持たないですよ…。 批判を言われて心が揺れない人はいませんが、せめて批判されて辛い気持ちはネットや公の場では吐き出さない方が良いでしょう。やるなら、匿名で書くか炎上される覚悟でやりましょう。 ちなみに、私、管理人も「こんな話なら、自分でも書ける」「これのどこが面白いの?」など(特に、漫画原作コンテスト佳作『THE導光隊』やゲームマスターのきっかけとなった小説が否定されると、「だったら、選考落ちや不合格となった作品は、どうなるんだ」「だったら、自分で書いてみろ」と言いたい)というコメントや(たとえ正論、事実であっても)批判を受けたら落ち込むし、バッシング、酷評を非常に嫌い(もし、メディアで叩かれたら相当ヘコむ。影響力が大きいから)、逆上して呪いたくなったりして、某掲示板に「批判される位なら何も言われない方がマシ」と愚痴を零した事もあった(後で「それは、せっかく時間を割いてコメントしてくれた人に対して失礼」と言われたので反省・改心した)が、作品に関しては、批判を拒む事が一切許されない立場になってしまったので、(過度の釈明もありますが)今回この記事を書くに至った。 でも、私の作品や人間性がどんなに酷くても、バッシング、酷評は勘弁してください。 まとめ 批判される側 ・意見、作品を出したら、批判する人が現れるのは当たり前。全ての人から称賛、賛同される事は不可能だと思おう。 ・批判されても、感情的になって反発だけはしない事(言いたい事があるなら、なるべく冷静に反論する事)。 ・批判されたら、「自分の欠点が分かった」と思おう(たとえ、的外れであっても受け止める事)。 ・批判してくる人の事が嫌いになっても、即座にブロック、絶交だけはするな。やるなら、逆上、報復は覚悟しよう(あまりにも悪質又はしんどい場合は、そっと離れるか第三者に相談、運営に通報してからやる事)。 批判する側 ・批判するなら、せめて作品に見込みがある事を作者に分かってもらおう(無ければ、言葉を濁すか丁寧にお願いする事)。 ・作者が批判や意見を受け入れてくれるとは限らない。たとえ受け入れられても、作品が良くなるとは限らない(その場合は、いずれにしても諦めましょう)。 ・批判されて、心が揺れない人はいない。批判するなら、感情的にならず冷静に諭し、作者に無視、釈明、反論される事を覚悟しよう(怒らせたり嫌われたりして、喧嘩・トラブルになっても知りません)。 追伸 なお、引越先のブログを削除した後のNについてだが、(私が、NがTwitter退会後もを批判を続けたせいもあるが)逃亡先のSNSで、名前を伏せつつも私のツイートを読んで批判や悪口を書いていたので(本人は毒吐きと言っていたが、2chは悪口を書く人が多いと批判する癖に、自分がSNSでこっそり愚痴や悪口を書いていたら、本末転倒ではないかと思った)、自分の正体を打ち明け、「2chに相談した事や素性を隠した事は悪かったが、イエスマンしか受け入れない人の味方になる事は出来ない」「理解者でも批判はする」等と、自分の意見を書いた上で「もうTwitterにNの事は書かないから、二度と私の事は書くな!」と書いた所、NはSNSを退会した為、私も宣言した以上、例のアカウントを削除した。 しかし、Nよ。もし今これを見ていて、なおかつ今も書籍化の夢を諦めていない、又は既に本を出しているなら、もう何も言わない。但し、小説の結末と書籍化の行方、本の売上は気になるから、今後も調べさせてもらう。あと、発売したら、たとえ本が売れない、感想が来ない、バッシングを受ける等、酷い結果になっても、受け止めろ。 もし私のせいで、夢が潰れたというのであれば、その方が良い。世に出た時に、大衆からの批判を浴びて傷付かずに済んだのだから。 参照 他人の絵の指摘する人、あるいはされてへこんでいる人へ ※こちらでは、決して批判がダメとは言っていませんが、相手を批判する時は責任を持ちましょうという内容のページです。でも、読者が委縮して感想が来なくなったら元も子も無いと思いますが。 成長するために自意識を捨てよう-ライトノベル作法研究所 追記(2018年11月25日、2019年11月6日改稿、作者向け) なお、今回ここで書いているのは、あくまで作者が客(読者、ゲームのプレイヤーなど)から感想を貰う場合の話です。 もし、あなたが作品を持ち込む、カルチャースクールで添削してもらう、オーディションでネタや実技を披露する等、プロに評価してもらう場合となると、話は別です。 彼らは素晴らしい才能に出会いたい、良いものを世間に出したいという野心が大変強く、なおかつ我々素人よりも目が肥えている為、かなり辛辣な意見をズバズバと言って来ます。完成度や質も求められます。というか、褒められる事は滅多と無いです。 しかし、ここで強く反発すると、あなたの適性や素質、プロ意識、人間性を疑われて、酷いと業界であなたの悪評が広まるだけです。 長所や助言も一緒に教えてほしいとお願いするのは大丈夫だと思いますが(但し、「無い」と言われる可能性は覚悟すること)、プロの人から批評・助言を貰った以上は、(受け入れられるかどうかは別として)たとえ批判であっても、ありがたく受け止めましょう。 彼らは非常に多忙なので、意地悪で批判する暇は全くありません(ストレスの捌け口にされる事はあるかもしれませんが)。 なお、本当に適性が無い、どうしようもない作品だと判断した場合、極めて丁重に扱われる、批評の内容が抽象的で短い、名刺を渡さない、持ち込みのアポイントを取ろうとしても拒否されるらしいです(理由:相手が「自分の客でいてもらった方が良い」と判断したから。但し、最後の項目の場合はブラックリスト入りされています)。 プロは、あなたの承認要求を満たしてくれる存在ではありません。プロに評価・添削してもらう場合は、「批判上等!」の姿勢で挑みましょう。
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最終更新日
2025.03.23 16:10:00
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