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カテゴリ:日常雑記
ひさしぶりにオリオン座を見たが、赤色巨星ベテルギウスは明るさを減じ、二等星の三ツ星とほとんど変わらなくなっていた。むしろ色が赤いだけに暗いようにもみえた。オリオン座は古来、夜空でももっとも目を引く星座で、日本でも三つ星をはさんで赤いベテルギウスと白いリゲルが対峙している様子を源氏星、平家星とよんでいるところもあるという。赤い平家星がこんなに衰亡してみえたことは昔もなかったのではないか。脈動変光星という終末期の星であるベテルギウスがいよいよ超新星爆発をするのか…と期待しているのだが、星の寿命に比べると人間の生命など須臾の間だ。超新星爆発も明日見えるかもしれないし(見えたとしても実際には何百年か前の光だが)、1000年後、10000年後になるのかもしれない。
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