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カテゴリ:日常雑記
ニューストピックスに節約で削ってはいけない三つの項目という記事があった。 科学が解明した「節約で削ってはいけない」3つの出費 - トピックス|Infoseekニュース 交際費、教育費、健康維持費の三つであるという。 単に節約するというだけなら、金を使うようなことは何もしなければよい。しかし、それでは、金は残るかもしれないが、人生の楽しみもなくなるだろう。 その意味で、交際費は削ってはいけないというのはわかる。ひと月に一度、あるいは年に一度でも大切な人との交流は生きがいになるし、生活の張り合いにもなる。ただこれも交際の中味を精査して、自分にとってそのつながりが本当に維持したいものなのか、そうでもないのかを考えてみる必要がある。自分にとって、なによりも心地よい関係で、適度に刺激があって、資するところがあるとか、自分にとって大切な友人であると思える関係であれば切ってはならないだろう。 教育費も将来の収入になるかどうかはともかく削ってはならないものだろう。やり方や内容にもよるが、勉強ほどノーリスク、ハイリターンなものはない。ただこれも、金をかけだすときりがない面があるので、目標を定めたら、できるだけよい方法を考えるべきだろう。最近ではネットでも教材となりうるものが沢山ある。 最後に健康維持費であるが、健康が何よりの財産であることを考えれば、これは出費と言うよりも財産維持費と見た方がよい。その意味でもちろん定期的な検診というのは欠かせない。ただ、昨今話題のサプリなどはむしろ「気分」消費とみて、数を絞った方がよいのかもしれない。運動についても、散歩や自転車など金のかからない方法があるし、自治体のスポーツ施設を安く利用する方法もある。高価なスポーツクラブは必ずしも必要ないのではないか。もっともそのスポーツクラブが交際の場というのであれば話は別であるが。 いっぽうで削ることが可能な出費と言うのはどんなものがあるのだろうか。 まず書籍費でこれはほとんど図書館で代替できる。はやりの本などその時期に買いたいものもあるが、本当によい本ならしばらく待てば図書館でも読めるし、人から借りたり、古書で買うという方法もある。なお、あくまでも個人的な感想であるが、一時的に売れる著名人の生き方指南書のようなものは、文章力の高さもあって読むときはさらりと読めるが、後では金と時間の無駄だったと思うものがほとんである。たいていはそれができれば苦労はないよ…ということしか書いていないのだから。 次は喫茶店などに使う金である。歩いていてコーヒーが飲みたくなった時や、こじゃれた店をみつけた時などつい喫茶店に入りたくなる。しかし、こういうことをやっているとけっこうな出費になる。喫茶店に入る楽しみはやはりたまの贅沢としてとっておきたい。贅沢はたまにあるので贅沢として楽しめるものである。まあ、これは金のない自分の感想であって、金のある方にはどうでもよいことだろう。 最後はほしいものがあったときもすぐに買わないで一日考えてみる。他のところで似たようなものが買えないのかどうか、今あるもので代替できるのかどうか、本当に自分はそれがほしいのかどうかなどである。考えてみて気の変わることは多い。 ついでにいえば、現金はあまり持ち歩かず、今週はこの額以内に出費を抑えるとかいった目標を決めておく。そうすると衝動的に金を使うこともなくなるし、常に金のかからない方法を模索する生活習慣が身に着く。食材の無駄を省くのは当然として、生活用品でも修繕や繕いで長く使おうと思えば案外と長く使えるものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月08日 17時00分06秒
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