より良い明日をめざして

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 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(日本国憲法 前文)



この写真は、何年か前に仕事でポルトガルへ行ったときにおみやげに買ったワインです。リスボンのワインショップには、こういうボトルが何十本も陳列されていて、大変珍しく思いました。真っ黒なビンにはコルクを封印するシールが貼られているだけで、ビンの中央の年数がその年に獲れたブドウを使ったことを示すようです。どのワインショップにもこういうデザインのワインしかなくて、不思議に思いました。それから、リスボンの人々は町の名前を「リズボア」と発音しているのが印象的でした。

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2018年07月16日
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テーマ:ニュース
カテゴリ:ニュース
昨日の欄に引用したペジー社スパコン詐欺の記事の続きは、国が助成金を出しておきながら助成対象の製品が完成したのかどうか確認を怠っていたことなど、色々な問題が内包されていたことを、次のように報道している;


 ペジー社などは2014~15年に、高エネルギー加速器研究機構(KEK)にスパコン「睡蓮(すいれん)」「睡蓮Blue」の2機を、理化学研究所に同「菖蒲(しょうぶ)」1機を設置。これら3機は設置後まもなく、国際的なスパコンの省エネ性能ランキング「Green500」の」1~3位を獲得した。これが官民での資金集めに貢献したことは間違いない。

 だが、不審点は多い。まず、この3機に搭載されているプロセッサーだ。NEDOの助成金を受けた「PEZY-SC」プロセッサーは助成期限の14年3月完成とされてきた。だが。一連の詐欺事件の検察側冒頭陳述によれば、この時点では「PEZY-SC」は完成しておらず、ペジー社側はNEDOへの成果報告書に「試作品が完成」とウソを書いた。完成できなかったのは資金繰りが苦しかったからだが、同社はこの後のNEDO助成金もだまし取っており、資金繰りが好転したとは考えにくい。

 結局、このプロセッサーは完成し、実在するのか。驚くべきは「完成しているという認識だったので、実在するかどうかの確認はしていない」という経産省担当者の言葉だ。

 Green500への申請で、計測に立ち会ったという理研もKEKも「プロセッサーが完成していたか否か、確認する立場にない」と口をそろえる。

 さらにこの3機の詳細データ、特に冷却システムを含めた全体を動かす電力が非公表なことも疑問だ。

 大電力を使うスパコンは熱を持つが、熱はスパコンの処理能力を落とすため、効率的な冷却が必須だ。斉藤被告側は、スパコン全体を液体フロンの入ったタンク内で冷却する手法を開発し、それにより省電力性能が向上し、世界一を達成したとPRしていた。

 ただ、計算性能を使用電力で割った値でランク付けするGreen500は、使用電力に冷却電力を含めなくてよい。このため、実際には冷却電力を膨大に使う「非省エネ」のスパコンが上位になり得る「欠陥」がある。ベジー社側は、この欠陥を突いて「世界一」を獲得したのではないか。

 本来、国費で研究開発する以上、国はきちんと成果物の内容や意義を精査すべきだ。しかし「モノを確認するにもコストがかかる」(経産省担当者)と及び腰ではどうしようもない。

 「スパコンとは何か」の著書もある東京大名誉教授の金田康正氏(計算科学)は「プロセッサーなどスパコンのハード開発は米インテル社などの世界企業の寡占状態にあり、勝ち目がほとんどない。そこで世界一を競うなど、ベジー社は無理な勝負をしていた印象だし、その無理になぜ百億円もの国費が投じられたのか分からない」と指摘する。

 金田氏も参加した民主党政権下での事業仕分けでは、千百億円かかった理研のスパコン「京」をめぐって、「世界一」の価値が問われた。いわゆる「二位じやだめなんですか」(蓮肪参院議員)論争だ。

 当時、事業仕分けを仕切ったシンクタンク「構想日本」の加藤秀樹代表理事は「あのとき、京を推進していた文科省は『国民に夢を』などと情に訴え、国威発揚のためといった話を持ち出してきた。斉藤被告も『このままでは中国に負ける』などとあおっていたそうだが、まさに同じ構造。およそ科学や費用対効果の議論と関係ないナショナリズム的な色彩が、スパコン開発にはある」と話す。

 金田氏はこう強調した。

 「スパコンはしょせん、道具にすぎない。その道具を使って何ができるかはソフトウエア、つまりは人間業次第だ。百億円もあったら、モノであるスパコンに無駄に資金を投入するよりも、人に投資していれば、ずっと効果的だったろう

<デスクメモ>
 現実逃避のための国威発揚。その材料にスパコン開発も浮かんでいる。もっと向き合うべき課題は多い。少子高齢化、原発問題、東アジアでの共存・・・。どれひとつ、まともに議論できず「日本スゴイ」で思考停止。事態は悪化するばかりだ。まずは「スゴくない」現実を受け入れよう。(牧)


2018年7月8日 東京新聞朝刊 11版 25ページ 「モノ確認せず国費100億円」から引用

 ペジー社スパコン詐欺は不思議な事件だ。スーパーコンピュータの国際的な省エネコンクールで1位になったというのに、実はそのプロセッサは本当に完成していたのかどうか確認されていないとか、「省エネ」のコンクールなのに冷却に使った電力は計算に入れないとか、素人目には「詐欺師が活躍できる環境が整っていた」ようにしか見えません。国庫から助成金を出すからには、事前の審査もさることながら、適正に使用されたかどうかもしっかり監督してほしいものです。






最終更新日  2018年07月16日 01時00分09秒
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