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より良い明日をめざして日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(日本国憲法 前文)
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選択的夫婦別姓制度に「賛成」とは言えない自民党議員のアタマの悪さについて、5月31日の東京新聞社説は、次のように批判している;
2025年5月31日 東京新聞朝刊 11版 5ページ 「社説-自民の言い訳見苦しい」から引用 今国会に立憲民主党が提出した選択的夫婦別姓制度を導入するための民法改正案は、これと言った欠点のないほぼ完ぺきな改正案であった。しかし、選択的夫婦別姓制度が何故必要なのかという点が理解出来ない自民党の低能世襲議員は、結婚したら夫の姓を名乗るのが日本の伝統だなどといデタラメ説を口走ったり、家族の絆が失われるなどというありもしない問題を持ち出したりして、結局、意味も無くただ「反対」と言いたいだけなのである。もし、個人的に「うちは別姓にしたら、間違いなく家族の絆が失われる」という「深刻な問題」を抱えている家庭であるなら、「選択的」なのだから、そういう特殊な事情の人は勝手に「同姓」を選択すればいいだけのことであって、他人の家庭が「別姓」を選択することに「反対」の声を上げる理由はないのであり、自民党が言う「反対論」はまったく意味のない馬鹿げた空理空論であることを、メディアはもっとはっきりと世間に周知して、もうこういう政党に政権を預けてはおけないという「世論」を作り出すべき時だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年06月17日 08時27分40秒
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