|
より良い明日をめざして日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(日本国憲法 前文)
テーマ:ニュース
カテゴリ:ニュース
今月上旬の東京都知事選挙で165万票を取った石丸伸二氏について、毎日新聞専門編集委員の伊藤智永氏は13日の同紙コラムに、次のように書いている;
2024年7月13日 毎日新聞朝刊 13版 2ページ 「土記-『石丸現象』の冒険」から引用 この記事を書いた伊藤氏はジャーナリズムの世界で働く人だけあって、都知事選挙に突如現れた「石丸伸二」とは何ものか調べたところ、その正体はすぐに判明して、中身が中身だけに「むなしくなって」調査をすぐにやめたとのことであるが、むなしくなって調査をただ止めるのではなくて、「自分が調べたところでは、彼は市長在任中に議会を軽視して勝手に予算を組んだり、市長選ポスターの印刷費を踏み倒して裁判に訴えられて敗訴が確定したり、挙句は任期途中で辞職したというような「事実」を、毎日新聞が特ダネとして報道するべきだったと思います。それは、石丸伸二氏に限らず、現職の小池百合子氏についても三井不動産に都有地を破格の安値で譲渡したり、取り巻きだった都職員を同社に十数人も天下りさせて、神宮の森を取り払って高層ビルを建築する計画を多くの都民の反対の声を無視して実施しようとしていることを、投票日前に報道して有権者の「判断材料」とするべきであったと思います。上の記事で、筆者は「問うべきは・・・石丸氏を偶像に押し上げた165万有権者の方だ」と断言してますが、165万有権者を「つんぼ桟敷」に置いて、「石丸氏に投票」という状況に追い込んだ責任の一端は、毎日新聞にもあると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月27日 01時00分09秒
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
|
|