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カテゴリ:キリシタン
【旧高遠藩領内のキリシタン方位角】 これも旧高遠藩領内のお寺ですが、方位115度方向を向けて建てられています。このお寺は、高遠城趾からそれほど離れていません。道が判っていれば、高遠城趾から、車で10分もあれば行けるだろうと思います。 旧高遠藩領内にはキリシタン方位角を向いているお寺や神社があるのですが、高遠城趾からそれほど離れていない村々にもあります。保科正之公が高遠を離れてから、鳥居氏も内藤氏もこのことに気が付かなかったのでしょうか。それとも気が付いても、そのままにして置いたのでしょうか。下手にことを荒立てれば、改易ということにならないとも限りません。 管見の限りでは、キリシタンを取り締まるにしては、宗門人別制度はある意味で抜け穴だらけの制度だったようです。特に、檀家からキリシタンが発覚した時の、檀那寺の僧侶の最高刑が梟首では、隠れているキリシタンを見付けることは至難の業であったであろうと思われます。そしえ、絵踏御免の理由にしても、長崎の例では「寸志之訳」がかなり多かったようですから(片岡弥吉『踏絵』NHKブックス)、絵踏がキリシタンの取り締まりに十分に機能していたとも思えません。 今日はそろそろ休みます。暑さでかなり参りました。今日の外気温、東京分室からそう離れていないところでは、小生の平熱を超えていたようです。皆様も、熱中症には十分にお気を付け下さい。水分補給が非常に大事なようです。特に、ダイエットされている方は、食事から摂る水分が減りますから、特にお気を付け下さい。小生は、それで大失敗したことがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.08 22:18:36
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