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カテゴリ:海外生活
「女王」3人が1年ぶりに再び同じ銀盤に立つ。18日(韓国時間)夜、スウェーデン・イエーテボリで開幕したフィギュアスケート世界選手権がその舞台だ。キム・ヨナ(世界ランキング2位)、浅田真央(同1位)、安藤美姫(同3位)は20日未明、ショートプログラムで競い合う。 3人は、それぞれ1度は世界トップの座に輝いたトップ選手だ。キム・ヨナは2006と07年のグランプリ・ファイナル(GPファイナル)で2回連続優勝を果たした。浅田真央は05年にGPファイナルで優勝。07年世界選手権では安藤美姫が金メダル、浅田真央が銀、キム・ヨナが銅だった。3人は客観的に見て、ほかのライバルたちよりも平均15点以上は多く得点できる技術を持っているが、今回優勝するためにはそれぞれ解決すべき課題がある。 キム・ヨナはフリープログラムの難度を少し下げる。3回転ジャンプのうち、負担のかかるループ(基本点数5.0点)をやめ、ダブルアクセル(2回転半・基本点数3.5点)を入れることにした。今も左股関節のけがに悩まされているためだ。現地では鎮痛剤を飲みながら練習しているという。キム・ヨナは去年の世界選手権でも腰や尾骨を痛め、薬を飲みながら演技した。鎮痛剤は痛さを和らげてくれるが、その代わり手足の感覚を鈍くする。「昨年より状況はいい。やってみるだけの価値はある」と覚悟を決めたキム・ヨナだが、出場選手53人中、最終組最後の6人に入っている。そのため、19日の抽選で出場順が前になるよう期待をかけている。後ろになるほど待ち時間が長くなるためだ。 浅田真央は担当コーチがいないまま、大会に出場する。先月の4大陸選手権(優勝)からラファエル・アルトゥニアンコーチは同行していない。来シーズンも担当コーチなしで複数の専門家に必要な部分だけを学ぶことにした。 愛知県の中京大学フィギュア専用リンクで猛特訓したのが功を奏してか、イエーテボリではトリプルアクセル(3回転半)や3回転-3回戦の連続ジャンプをきれいに決め、仕上がりはよさそうだ。今季ショートプログラムではミスが多かったが、これをどう克服するかが注目だ。 日本人選手としては初めて世界選手権2連覇を狙う安藤美姫は、ショートプログラムの音楽を『サンソンとデリラ』(サン・サーンス)から、昨シーズンの『シェヘラザード』(リムスキー・コルサコフ)に戻した。現プログラムの振付に合わせた編曲は数日前に終わったばかり。ジャンプのタイミングや演技のリズム感をよりよくするためだ。 慢性的な脱臼に苦しむ右肩にはテーピングをしている。自ら02年に世界で唯一成功した4回転ジャンプ(サルコウ)は今回チャンレンジしないという。その代わり、トリプルルッツ-トリプルループのコンビネーション(基本点数11.0点)に磨きをかけている。キム・ヨナの得意技であるトリプルフリップ-トリプルループ(基本点数9.5点)より難易度が高い。 成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者 朝鮮日報/朝鮮日報JNS キムヨナのミスサイゴンはここから見てね~! 浅田真央ちゃんの演技はここから~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 22, 2008 12:43:19 AM
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