おとといに100質のコントをひとつ仕上げました。

自分になじませるような手つきで２，３度素振りをする。手で感触を確かめるような感覚で柄の部分を持ち替えて振ってみる。シュッシュと鋭い音が響く。

なんて、書いたのですが、
この「手になじませる感覚」
刀や竹刀を使ったことのある人ならわかると思うんですね。
手になじませる、というかなじむかどうか、つかみ具合を確かめてみたりする作業を
するんですよね。やはりね。刀は良いものというだけではやはり振れませんので・・。

・・・・そして同時に、ついつい、天井や壁に、ガツっとやっちゃったりするのは・・・私だけだったかもしれませんが・・・。

そんな自分の失態を思い出しながら書きました。

沖田君は、きっと、刀マニアだったと思いますので、
自分に合う刀とか、よく知っていたのではと推測しています。

私もかつて剣術（剣道）をやっていたときに、
激しい打ち込み？で竹刀をよく壊しました・・・・

はっきりいえば、刀筋を上手く立てないと、歯が欠けますよね。刀の方向と力の方向が上手く一致しないとだめなんですよね。


やはり値の張る竹刀はなかなか壊れなかったのを覚えています。
安物買いの銭失いだったのかもなぁ・・・。

新選組！で稽古をするシーンは、
正直言って、剣道経験者から見たらいやー初心者じゃのう！という感じですが、
それでも、土方、近藤を始めとして、沖田、山南、源さん、平助、などは、ちゃんとドラマの撮影のために何ヶ月か練習していたような上達振りだったんですね。道理で慎吾君、スマスマ剣道大会のときに比べたら持ち方やら振り上げ方が堂に行っていました・・・。
源さんなどは、木刀の振りすぎで肩を壊したとか・・・。でも、池田屋で戦うシーンの源さん、非常に基本に忠実な振り方をしていたので、てっきり経験者かと。沖田も、まあ、初心者といえばそうですが、ちゃんと練習してそれを心得ている（型などをきちんと取り入れている様など）なあと、ちょっとびっくりしながらも感動。

なんでしょう、やっぱり人に見せる、という仕事をなさっている方たちですから、型の捕らえ方が、きれいなんでしょうね。プロ根性見せていただきました。

オダジョーは剣道やってるシーンは一つも無いですもんね・・・。稽古しなかったのかなぁ。
あ、でもオダジョーの出身高校って、剣道の名門なんです。すごい強い学校なので、驚きです。
立ち回りは、凄い惚れ惚れしますが、あれは剣術というか、どうなんだろうなぁ。
実際にああやって立回りして人が切れていたかと言うと、また違うと思うので
実際に人を切っているときは、あんなふうに派手にはいかないかもしれません・・・。


ぐっさんは練習してなかったな、と、人目で見えた場所があったりします。
組のなかでは一番強い役柄でしたが・・・。

さのすけの、棒術、あれは、見たことが無いのでわからないです。長刀とはちがうんですよねぇ。
中国武術の棒とは違うのですよね？

うむむ。

谷万太郎と、谷三十郎が池田屋で振り回しているのを見たときは、かっこいいなあと思いました・・・。