あか虫にっき

今日ご紹介するおやつは、『史上最大！世紀の大売出し』で凄い人出の
阪急百貨店にて購入の「TSUJI STYLE　チョコレートロールケーキ」です。

生チョコのかたまりみたいで、とっても美味しいらしい。
あか虫はまだ食べてないのです。

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先週、職場にお客様がたくさん来るときに、ある人（注：男性です）が、
「どうしても、クリームソーダでおもてなししたい(o^o^o)」と言い出した。

クリームソーダ？
あの、古い喫茶店とかにある、
緑色の炭酸飲料にアイスクリームが乗ってるやつ？

それって出すタイミング、めちゃめちゃ難しいじゃん！！！
何人分だと思ってんだー。３５人分だぞーーー。
普通のジュースでも大変なのに、氷入れてアイス乗せたのを、
１階から２階の広間に運ぶのを、あなたと私の２人でどうやって
やるんだよーーー。（しかも普通のジュースより高さのあるグラスで！）
その上、ご挨拶もして、皆さんのお話聞いたりもしながら、ですよ？


しかし、この人は絶対、やると言ったらやるのだ。
アイスクリームを買いに行って、外から「あかりちゃ～ん、
時間無いから、グラスの準備よろしくね～」と電話してきた。

また別の人が、「来客の中のえらい人は、フルーツポンチが好きだから、
出してあげると喜ぶだろうね～。」と言う。
気付けば私は、フルーツの缶詰をあちこちの棚から探し出して、
桃やパインを刻んでいるのだった。（←結局、私も好きだからやる。）

アイスを買いに行った人はと言えば、探しても緑色のソーダなんて
売ってないもんだから、昔、喫茶店をやっていた知人に電話して、
クリームソーダの作り方を聞いたそうだ。

で、買ってきたものは、
・炭酸水
・かき氷用のみつ（メロン味）
・バニラアイスクリーム
・氷

不健康なほどに緑色のメロン氷みつを、
甘くない炭酸水で割るんだって。
え～、あれってそうやって作ってるのか～(+_+)
なんか食道から胃から腸まで緑色に染まりそう。

あか虫は、この人が帰ってくるまでに、缶詰フルーツを刻み、
団子をゆで、大鍋に「みつ」を作って冷やしておいたのです。

その人「あかりちゃん、もうフルーツポンチ、器に入れなさいよ」
あか虫「いやだ。こんなに早く入れたら、ぬるくなっちゃうもん」
その人「だって、もう到着しちゃうじゃない！クリームソーダの準備大変なのよ！」
あか虫「どうせ着いても、１時間くらいご挨拶のお話したりするんだから
　　　　出すのは、お話終わってからでいいよー」
その人「お客様が席に就いたときに、何もテーブルに乗ってないなんて
　　　　そんなの、絶対おかしいわよう。」
あか虫（←聞いてない）「あ！そうか！もう器に入れておいて、お盆に乗せたまま
　　　大きい冷蔵庫で冷やしといて、お話が終わったらすぐ出せるようにしとこっか！」
その人「それはだめよー！せっかくのお団子が冷えすぎて固くなっちゃうじゃな～い！」
あか虫「だって、クリームソーダを出すのが始まったら、これを器に分けてる
　　　　余裕なんか無いよ？」

かんかんがくがく、出すタイミングで真剣に揉める２人。
しかし、とうとうお客様たちは到着してしまい、あわてたあか虫は
いきなりフルーツポンチを運んで出してしまう。

その人「あっかりちゃん、話が違うじゃない！後から出すって言ったじゃない！」
あか虫「あっ。そうだった。つい気が動転して」

とうとうクリームソーダを出す段となり、グラスに氷を入れてから炭酸水を注ぐのか、
炭酸水を入れてから氷を入れるのかで、またもや揉める我々。
全く言うことを聞かず『炭酸水を入れてから氷を入れる方法』を主張して断行したあか虫は、
氷を入れた途端、グラスから緑色の炭酸水をドバッとあふれさせてしまい、
テーブルの上をびちゃびちゃにしてしまった。

その人「だから言ってるじゃない！氷を入れてから注ぐのっ」
あか虫「ホントだ～、これならちょうど良い量が注げるね～」

あか虫「あれっ。アイスディッシャーは？」
その人「そんなの無いわよ。スプーンで入れるのよ。」

スプーンですくって入れるアイスは溶けやすい。
しかもその日は猛暑だったので、入れるそばからどんどん溶ける。

あか虫「あーっ。こっちのアイス少なーい」
その人「いいから、とにかく早く持ってってーー！」

結局、他の女の子たちが手伝ってくれたので、何とかちゃんとできました☆


左はメロンの氷みつと、右がフルーツポンチ。
クリームソーダもすごく上手に出来たけど、写真撮る暇が無かった。

ちなみに、うちの職場はお茶を出したり台所周りのことをしてくれる
専門の人が居るのです。あか虫より若い女の子も何人も居るのです。
だからホントは任せておいてもいいんだけど、わざわざ、この人がやったり、
あか虫が手伝う事になってしまったりするのは、
この２人がこういう事をするのが好きだからなのです。


午後、あか虫がちっとも帰ってこないシゴトバでは、
「あかりちゃん、何やってるんだろうね～…」と、話し合ってるのであった。