海底油田
ほとんど話題から消えたが、メキシコ湾の原油流出事故。米原油流出:海中深くに長さ35キロの原油層 影響長期化(2010/8/21毎日)【メキシコ湾の原油流出事故で、原油の成分が高濃度に含まれたプルームと呼ばれる層が海中深く、長さ35キロ以上にわたって形成されたことが、米ウッズホール海洋学研究所の調査で分かった。米科学誌サイエンス(電子版)で発表した。 深海や海底の生態系に長期間にわたって悪影響が及ぶ恐れがあることを示す内容。米政府は原油の4分の3が蒸発や分解によって除去されたと発表したことから、事故の影響を楽観するムードが広がっているが、見方が変わる可能性もある。・・】流出量から見たら「4分の3が除去された」が「楽観」だというのがおかしいと思うが、そんな甘い基準ですら、黄色信号らしい。 そもそも、「事故」があったときに、ぱっと「ふた」ができんような油田が堂々と営業できていることが問題になってたんだろうか。 たいてい、どこでも、大きな「事故」があると、「類似設備の安全性」について、総点検があるのが普通。 世界の海底油田で「一時的に採油を停めて総点検」したような話を聞いてないな・・・。 「尖閣沖」油田も、「海底油田事故」を度外視した「採算ライン」でのしてるんじゃないだろうか。米原油流出:三井物産にBPが413億円請求 回収費など(2010/8/3毎日) 一番に問題になるのは「回収費」だったのか・・・。