TPP-11関連法
衆院で、TPP-11関連法案が可決された。問題としては国民生活を揺るがすものであり、とんでもないことだが、話題性では「加計学園」やセクハラ発言にも及ばない。「条約」の衆院優先規定からいえば、参院ではひっくり返せない。これを「大変だ・・」と思ってないのが労働界?(労働力が「商品」だと思ってないから、「安い商品」で買い物が助かるぐらいしか感じない。)せいぜい、農家が困るから連帯してやろう、レベル。例によって「赤旗日曜版」はTPPスルーだった。(何故なんだろう?と思うが、TPP推進国のベトナムの政権党を「友好党」としてるから、差し障りがあるんだろうか?)日刊紙5/8「焦点・論点」にて。ベトナムの労働者の過酷さが紹介されているが、(子どもを実家に預けて120円未満の時給の出稼ぎ女性)「自由貿易」というのは、こういう労働者の「労働力」と国際競争しろということだよ。 (「社会主義をめざす政権」がこれでいいのか?)空洞化するか、ワーキングプアで我慢するか・・ の、最悪の選択。