カテゴリ:農業のこと
福島原発事故のあと、「放射能」が怖いと、いろんな所で食品検査の要望がある。
たしかに、「安全の追求」は必要だろうが、「話題になってる放射能」の検査に振り回されているような気がする。 ダイオキシンや重金属はどうなった? 築地市場の移転予定地は、「放射能」さえなければ安全なのか? BSEが問題になった牛肉の「輸入規制緩和」の基準は、「放射能の基準」に比べてどう違うのか? BSE:輸入制限や検査緩和を検討 厚労相表明(2011/10/18毎日) 【・・緩和の動きには、米国などの要望が強いことに加え、BSEの発生が世界的に減少し、日本以外では若い牛の検査をしていないことが背景にある。また、東京電力福島第1原発事故後に日本の農産物の輸入を制限する国もあり、風評被害の除去を訴えるためにも見直しが必要と判断した。 政府が米国やカナダ産牛肉の輸入を「月齢20カ月以下」に限っているのは、20カ月以下の牛ではBSEの病原体プリオンの蓄積度が極めて低く、感染牛の肉を食べても人が発症するリスクがほとんどないためだ。また、フランス、オランダ産は輸入を認めないなどの制限を実施している。・・】 「肉骨粉」なんかを食べさせている牛そのものを排除するのでなく、 「リスクが小さいから目をつむろう」という基準だったら、 茨城や福島の野菜を食べて「被害」が出るリスクだって小さいはず。 放射能測定のためには電気を使わなければいけないが、 測定機の製造や使用にかかる電力を原発に頼るようでは、何のための測定だということになる。 日進市の花火大会で、打ち上げ中止になった「福島製花火」の安全性をいうならば、 市内を通る東名高速の自動車排気ガスをすべて検査しなくちゃならんと思うが・・・。 (ディーゼル車の窒素酸化物は、どれだけ「安全を確認」されてるんだ?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月25日 20時45分39秒
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