カテゴリ:25条。生存権
韓国で、生活保護を受けている親子が、お腹がすいて食料品を万引きした。 事情を聞いた店主と警察が親子を食堂に連れていくと、「善意の市民」から20万ウォンから差し入れがあった・・・。 韓国の生活保護制度がどうか知らないが、「そういうこと」にならないための最低保障じゃないのか? 『美談』ばかりが記事で流されるが、「当たり前に生活保障」している福祉行政はスルーされる? (警察も、「こういう美談」は記事になるが、「本業」で活動してる話は記事にならんだろう。) ところで、20万ウォンの善意の市民だが、「親子」に渡したら、「収入認定」されて保護費が減る。 差し入れの相手が、被害スーパーや食堂の店主なら、OKだろうか。 しかし、生活保護を受けながら、満足にご飯が食べられない状況が、 保護の基準設定の問題なのか、この家族の生活の問題なのか、 根本が語られず、「美談」で終始してるのが、何かの意図かな? 日本では、「朝日訴訟」は『健康で文化的な最低限の生活』の基準を問うたものだった。 福岡の「学資保険訴訟」の原告は、娘の高校進学のために 最低限生活費から保険料を確保して進学費用に充てていたり、生活を切り詰めるような実態が明らかになった。 その結果、21世紀になってからだが、高校の費用まで保護の対象に入れることに繋がった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[25条。生存権] カテゴリの最新記事
|
|