『還暦』祝いは 『年寄り扱い』 ではない
今週の『サザエさん』を見ていたら、 波平さんが『還暦』のチャンチャンコの話題に「年寄り扱いするな!」と怒っていた。(いま何歳なんだろう)『50,60は鼻垂れ小僧じゃ!』(…と、タラちゃんがティッシュを持って来る) 敬老の日ネタに『還暦』を持ってくるテレビ局も問題だなぁ… 『還暦』は、十干十二支が一回りしてくる『節目』であって、『長寿=高齢』の祝賀会ではない。 赤いチャンチャンコは『新たな誕生日』を祝うもの。(『古希』だと、「古来希なり」、で年寄り扱いと言えるかも知れない) なお、 元々が『干支』の巡りだから、お祝いは、『数え』で『正月』に。『満』で『誕生日』に祝うんじゃないよ。 (12/31生まれの人は、新しい干支の年が終わっちゃう)※「元号」表記を『日本の伝統』だと思ってる人も多いけど、明治以前に、自分の生まれ年を『元号』使う人はほとんどない。 干支で表記が普通だったからこそ、『還暦』の意義もあります。 『おじいちゃん、次の還暦まで長生きしてね』なら、泉重千代さん狙いだから、波平さんも気合いが入るか?