アカタライ通信

5日間の修行を終えて光州からソウルに戻った。

光州ではもし時間に余裕があったら懐かしい大学時代の友達に連絡してみたり、お世話になった親戚に連絡してみたり、と思ってたけど、シオモニたちとマッタリしてる間に無常にも時間は過ぎていった(Ｔ.Ｔ)

光州に来るときに電車で苦労したから、戻りは飛行機でって決めてた。「飛行機なんか高いのに！」ってシオモ二に苦い顔されるかもしらんけど、そんなん電車の苦労に比べたら「へっちゃら～」。しかも戻りのときは荷物持ちのイモも先にソウルに帰っちゃていてないのに、
食品がぎっしり詰まった巨大ダンボール箱と、子どもたちに買ってくれた、これまた巨大なオモチャの箱があったから、誰にも相談することなく勝手に飛行機のチケットを予約して帰る準備万端！

ソウルに戻ったら大学院時代の友達たちと会うことになってる。
光州での数日とは比べ物になれへんぐらい「幸せ～　＾＾」。

ソウルのイモの家に戻った次の日、韓国時代の親友「チェヒ」が迎えに来てくれた。こないだ会ったのが彼女の結婚式やったから、丸4年ぶりぐらいに会ってんけど、そんなに久しぶりに会ったってよりも「つい昨日も会って、また今日も」ってぐらい会ってなかったブランクを感じへんかったんが嬉しかったな～。

とりあえず3日分の荷物を持って、チビ二人を連れて、チェヒの車で彼女の家に向かう。最近引っ越したらしく、その場所はセレブな「アックジョンドン」。まだ子どものいてない家はとてもシックで、塵ひとつなく片付いてたから、うちのギャング二人が暴れて調度品類を壊さないことを祈ったことは言うまでもナシ。

そして、ここでもう一人と合流することになってた。
もう一人の親友。「ヨンウニ・オンニ」。
私が4年ぶりに韓国に遊びに来るって聞いて、彼女も今住んでる上海から飛んできてくれるってさ＾＾。でも上海から来るのはビザとかの関係で難しいことも多いらしく心配してたら、、、やっぱり約束の日には間に合わずに、私よりも1日遅れてチェヒの家に到着～。

久しぶり久しぶり久しぶり～！もう話したいこと聞きたいことは山ほどあるのに、チビどものせいで「キィ～～～～～～～～～～　Ｔ.Ｔ」。あいつら、あいつら、寝てる間以外は、騒ぎまくりの食べまくり！夜10時にチビたちがご就寝するまでは、会話の「か」の字もできましぇ～ん…。やっと寝てくれたときからが、懐かしき親友たちとの時間。子どものこと、ダンナのこと、シデク(ダンナの実家のことね)のこと、話題は尽きへん。久しぶりに話しながら泣いてしまったりもして、そしてお互いに貰い泣きもして、かなり濃い時間になった。

大学院時代は毎日一緒に勉強して、遊んで、飲んで、ダーリンも呆れるぐらいの濃ゆすぎるお友達付き合いやったけど、卒業してから歩んだ道は全く別のもの。住んでる国も別の国。それでも、深い悩みも、しょーもない悩みも、笑っちゃうような悩みも、どんな悩みでも打ち明けることのできる友達が、こんなに遠く離れたところにもいるってことが嬉しかった。

ちょっとでも時間を無駄にするのはもったいないから睡眠時間はゼロ。お酒も飲んでフラフラ。でも容赦なく朝は来る。そして、ギャングどもが起きてくる。。。

3日間泊めてくれたチェヒは、私たちが帰る頃には持病の偏頭痛と腰痛が発病して、子どもたちと過ごす大変さを思い知ったって言うてた。ヨンウニ・オンニは私が帰ったあとも、もうしばらく韓国に滞在するらしい。

この先、子どもたちが私の手を離れたら、もっと頻繁に会いたい。でもそのためには、「ちょっと友達に会いにソウルまで～」とか「上海まで～」ってことができる、軽いフットワークと経済的余裕を持ってなアカンわなぁ。

光州とソウルで過ごした10日間。久しぶりの韓国の空気を吸って、本場の美味しい料理（外食は1回だけやけど　Ｔ.Ｔ）を食べて、
チビたちに振り回された割には結構楽しい旅行でした～＾＾