遺産総額が、基礎控除を上回る人、
つまり相続税がかかる相続はどうなるのでしょうか?
納税が発生しる場合、2つのポイントがあるのです。
一つは、相続税は遺産額が多くなればなるほど、
税負担が重くなる超過累進税率を採用していることになります。
例えば、法定相続人が配偶者と子供二人と想定します。
このケースは、遺産額が1億円の場合、税額は630万円です。
遺産額が2倍だったケースはどうでしょう。
税額は、単純に2倍というわけではなく、
4.3倍の2700万円です。
5億であれば、なんと20.8倍の1億3110万円となるのです。
このことから、生前中に贈与などを行い、
遺産総額を抑える必要があるのです。
事前に相続対策を考えて見える方は、
相続に詳しい専門家にお早めに相談されることをお勧めします。
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加藤厚税理士事務所公式HP