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テーマ:糖尿病(2603)
カテゴリ:おしゃべりな心 DM2型発症は29才の時
DM2型発症は29才 5話 父が帰ってきても絶対家には入れないし 離婚すると・・・その時母は間違いなくそう言った もう父に振り回されることも ひどいことをされることも無いんだ 心の底に明るい灯がポッとともった 三ヶ月後ボロ布のようになった父が帰ってきた 母は絶対拒絶すると思っていたのに そう言っていたのに いとも簡単に父を受け入れた 何事もなかったかのように同じ生活がまた始まった 父が家出から帰ってきてから わたしは母の行動を注視するようになった 母が休みの日になると夫婦連れだって 駅前のパチンコ屋に行き午後は 魚屋で丸々一匹のハマチを刺身にしてもらう ハマチの刺身は父の大好物だ 一度その値段を聞いてビックリ! あの当時の我が家にとってはとても高価な食べ物だ ハマチの刺身は父しか食べない わたしたちは極々質素な食事 お酒が足りなくなればすぐ買い足し お金をせびられれば渡し 母にもう渡すお金がないと言われれば 父は家にある金目のものを質屋に持って行っては遊ぶ金に使った そうして母は給料日になると質屋に行ってそれを持って帰ってくる そんな馬鹿な繰り返し 一番嫌だったのは父に注がれる母の視線 テレビで父が喜びそうな場面になるとじっと父を見つめるのだ なんだか女としての母を見ているようで嫌悪を覚えた わたしや妹のように怖いから痛い思いをしたくないから 逃れられないのとは明らかに違う 結局 母はわたしや妹ではなく父が一番なんだ 母は母だけど もう母じゃない そうしてわたしは母も嫌いになった わたしの居場所なんてどこにもなかった (つづく 今日は朝一で眼科に行ってきました お薬は初めに飲んでいたものに戻った 眼底の写真も撮ったけど 特に以前と変わっている様子はないそうで一安心 視力が下がったと感じるのは出血の影響だそうで 時間がたてば落ち着くんじゃないかということ 一安心。。。 見てくれる人がいるのかな? ポチッとしていただけると数字になって現れるので 嬉しいです 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.11.05 16:18:24
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