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カテゴリ:スーツ・スタイル
ロンドン五輪の結果を見て、ゆとり教育はスポーツではよい効果を上げたと結論づけた、秋葉原愛好家です。
静岡市にあたらしくできた商業施設セノバ。 東急ハンズという一画があれども「どこがハンズだよー!」のセノバ。 飲食店は高めの店が多い気がするセノバ。 私好みの店がないなーと思っていたのですが、5階のジュンク堂書店は注目かもです。 近所の大型書店では品揃えが弱い、紳士服の書籍が豊富でした。 そして購入したのが「スーツ=軍服!?」。 某店の店員から「スーツの源流に軍服あり」と聞いたことがありました。 が、いつの軍服のどれが現在のスーツの何に影響したのか、具体的な知識は散発的に聞こえてくるのみ。 そんなスーツと軍服の関係を、歴史と書籍とサイトの情報を下に、まとめあげた本でした。 スーツ以外にもコート、ブレザー、靴、鞄、時計と、紳士の服飾を網羅的に、そのミリタリーとの関わりを解説しています。 女性向けに比べて少ないとはいえ、それでも結構な数の雑誌や書籍があるなかで、ここまでミリタリーと紳士服の関係について詳しく書かれている本はめずらしいでしょう。 本書の情報がどこまで正しいかは、私には分かりかねます。 序章にある、ゆとり教育にともなう制服の着くずしへの揶揄を読むと、その後の章の公正や客観にやや不安も覚えはします。 (世間一般で言うゆとり教育(学校の週休2日開始あたりか)が始まる前に、長ラン、ボンタン、やたらと長いプリーススカートがあったはずだし) まあ、いつの世も中高年は、今の若者は学力に劣り甘やかされていると語るものではありますが。 そうはいっても「スーツ=軍服!?」が、個々の情報をより深く調べていく前の基礎として、触れておいて損のない一冊なのは確かでしょう。 あと「007」に出てくるスーツについても少々出てくるので、ボンドスーツを目指す人にもお勧めかも。 ![]() 【送料無料】 スーツ=軍服!? スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末 / 辻元佳史 【単行本】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月17日 22時22分02秒
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