カテゴリ:キューバ雑学豆知識
お陰様で熱帯性暴風雨エルネストはキューバを抜けました。
グアンタナモ・サンテイアゴのみ残し、他県は全て警戒警報が解除されています。 本日より全ての国内便・列車は通常運行。 大きな被害も報告されていず、皆安心というところ。 さて、今はフロリダのキーウエストを目指して進んでいます。 海上通過とともに、勢力増大が懸念されます。ハリケーンは湿った空気が大好きらしい。 (キューバのハリケーンシーズンは5月より11月末まで、とされています。) ハリケーンとともにこの時期増殖するのが”蚊”。 最初見たときは火事かと思いました。モクモクと白い煙が窓から噴出す家。 夏は厚生省のスタッフが全ての家庭”1件1件”を廻って、殺虫剤をまくのでした。 正にこのシステムは社会主義の成せるワザ。ご苦労な事に、3名1チームで1件1件廻って歩きます。 何月何時に行きますよ~などと言う前もったインフォメーションはありません。 ”ブ~~~~ン”という独特の音が出る噴射機で撒いて歩くので、”あ、来た”というのがすぐわかります。 (暑いので、ほとんどの家では窓やドアを開けっ放しです。エアコンのある家は少ないですからね) 撒いてもらった後は、家を締め切って15分ぐらい外で待ちます。(家から締め出されるわけでした) 各家庭には厚生省から出される衛生管理カードがあって、ため水の水質検査とこの殺虫剤チームの訪問歴が記されます。もしも、衛生管理が(生活用水のため水など)ひどい状態だと、罰金が科せられます! どうも私の受ける印象では今年の蚊の発生率は高そうですねえ。殺虫剤チームの出番回数が多いですよ。 蚊にさされると、痒くてうっとおしいだけではなく、デンゲ熱などを主に、熱帯地域に発生する病原菌を撒き散らす原因にもなっています。 この時期キューバにいらっしゃる際は、特に虫除けスプレーをお持ち下さい。 蚊もハリケーン同様、湿り気と高温が大好きです。 昔ならではのうずまき蚊取線香、又は液体蚊取りも効果抜群ですよ~。 (キューバの電圧は110Vと220V) (プラグの形は2穴で日本と同じ。110Vの場所では日本の製品がそのまま使用できます。熱くなるけどね。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月30日 08時23分17秒
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