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2007年01月07日
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既に数回のキューバ渡航経験のある、某日本女性によると・・
「日本へ帰ると、チナ~って声をかけられなくて、なんだか物足りない気がするんですよね・・」
素晴しい。この卓越した意見。

キューバに来た我が同胞は必ず耳にし、それに対してプラスもしくはマイナスの感を持つであろうこの<チナ・チノ>というアジア人全般に対しての呼びかけの言葉。
これはキューバに限らず、中南米カリブ海のスペイン語圏では一般的な事だと思うけれど。
どうもキューバの人は、直感で感じたことがすぐに口に出てしまうようだ・・・。
そこで、<ここで呼んだら相手はどう思うかな・・>などという脳の作動はあまりないようだ・・。
ということは、あまり深い意味はない・・とご理解いただいていいのだ、と思う。

例えば日本の静かな地方都市を闊歩している外国人の姿を見かけたとき、
<あ、ガイジンだ>と誰しも思うけど、決してその<あ、ガイジン>という思いを口にはしない。
見て見ぬ振りまでしちゃう人もいるかもしれない。
ところが全く正反対にあるのがキューバ。
口に出てしまうし、呼びかけなければ気が済まないらしい。
大人が率先してやるので、それを見た子供たちも真似するに決まっている。
お断りしておくが、キューバの人全員が当てはまるわけではないので勘違いのないように。
基本的にヒマな人(何もする事のない人)のする行為なので、呼ばれたら
あ、この人はヒマなのね・・と思っていただければ丁度良いだろう。

私たちは”言葉”を非常に大事にする民族だと思う。
だからこそ物事をハッキリ言わない、言えない。
言った”言葉”がその人の全人格を表すほど大事なものだから。
でも、ここは違うようだ。昨日言った言葉は昨日の話。
今日違うことを言ったとしても、それは今日の話しであって
決して昨日の話がウソとはならない。
だからよく書面にして持って来い、とよく言われる。
声で発せられる言葉とは消えて流れるもの。
ましてや呼びかけの言葉なんて、きっと彼等にしては
<ねえねえ>や<ちょっとちょっと>ぐらいなのかもね。

しかし、冒頭の女性のように卓越できなく
<いちいち呼んでくれるな、うっとおしい>と感じたら
有名人にでもなったと思っていただければ・・丁度良い具合かもしれない。











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Last updated  2007年01月08日 01時45分55秒
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