トラベルボデギータスタッフブログ

ある日本のご婦人からこのようなコメントをいただいたことがある。

「まあ、キューバの方って皆さんアメ車のお好きな方が多いのね～。
こんなにたくさん走っているものねえ。」

お姫様のようなコメントに私は苦笑い。

「じゃなくて、本当は新車がいいに決まっているけど、これしかないから乗っている。
これだってお爺ちゃんからの代で、俺が３代目だ。」

恐らく多くの人がこんな回答をするだろう。

ハバナの空港に降り立って、市街地に向かう移動で約３０分。
まず最初に車窓から見えてくるハバナの様子。
写真やガイドブックで見たけれど、５０年代のアメ車が
本当に現役でたくさん走っている模様に、グッとくるだろう。

写真はうちの近所の歩道が展示即売会場に転じてしまった風景。
いいのかい・・ここは公道（あ、キューバは全部国道だった）なんだけどね。
それも歩道のど真ん中。

よく見ると　SE VENDE（売ります）と書かれたお手製ダンボールの文字が見える。
（キューバ内での個人登録の車の売買は、様々な条件つき。
このケースは５０年台の古い車なので、個人間の取引が認められているようだ。
其の他は国営のディーラーを通さない限り、厳しく規制がある。）

誰が買うのかな・・・。でも結構きてます・・。
毎日通るたびに、気になってしょうがない。