今朝もゴトゴトとクローゼットの中、棚の中を調べていました。
長男も手伝ってくれてます。
出て来る、出て来る、次男のお手製の
カタカナの
篆刻まで出てきました。
カタカナです。
大きな石です。
どこで作らせていただいたのやら、記憶にないです。
書画教室の先生が作ってくださった次男の篆刻も出てきました。
お代金が高価でした。
正直言って、作りたくなかったです。
断りたかったです。
でも、「作ってあげます。」と言われて断れなかったです。
掛け軸に表装した次男の作品も、長男の作品もたくさん出てきました。
表装したくなかったです。
表装代がすっごく高価でした。
すでにシミだらけです。
あのころ、お金も気持ちもイッパイ、イッパイでした。
思い出すと涙が出てきます。
捨てられない。
シミだらけなのに捨てられない。
長男と次男と私が通っていた書画教室で作品展がありました。
それで、表装しなければならなかったのです。
3人で習って、3人分表装しなければならなかったのです。
作品展は盛況でした。
特に、次男の作品が注目を集めました。
「だいこん」先生は、どうして朱字を入れてしまわれたのか。。。
「れんげ」絵は母、字は次男です。
表装はしなかったけれど、「鯉のぼり」
これは、母の「水仙」
必死に頑張って描きました。
次男の居場所を確保したかったから。
生徒数がどっ!!と増えました。
知的障害児、情緒障害児も生徒になりました。
うんざりする場面がたくさんありました。
知的障害児の母親は、授業のたびに人目をはばからず泣いて自分の不運を講師の先生に訴えていました。
なんで???
小学生の生徒達は、「あのおばちゃん、また泣いてる。。」と気持ち悪そうに言っていました。
「障害児の母親」というだけで同じカテゴリーに入れられたくないと思いました。
私は、「人に対して好き嫌いがある」と自覚しました。
もっと早くに自覚しておくべきでした。
生徒数が増えたので、教室の授業時間を細かく分けて、生徒数をさばくようになりました。
次男に居場所がなくなりました。
何のために3人で2万円の月謝を払っていたのか。
悔しかったなぁぁぁぁぁぁ。。(涙)
苦い思い出です。
次男が小学校の1年生、2年生のころでした。
長男は習字も絵も好きそうじゃなかったのに付き合ってくれました。
長男の好きなことを何一つさせてやってないように思います。
長男に、悪かったです。
次男の持ち物のなかには、すごい数のコーラのキャップとか、消しゴムとか。。。ブロックとか。。。
長男に、「これ、捨てたら、可哀そうかな。。」と問うと「あかんやろう。(捨てたらダメ。)」と答える長男。
ブルータス、お前もか。。
やっぱり、捨てられないかぁぁぁ。。(>_<)
長男よ、私達は頑張ってきたよね。
次男も頑張ったし、長男も頑張ったし、お母さんもがんばってきたよね。(泣)