午後1:00-3:00は、大阪養護教育振興会 の青年教室(仲間つくり教室)に参加させていただきました。
市内の特別支援学校の卒業生に受講案内が届きます。
申し込むと毎月1回の教室を受講できます。
今日のプログラムは「音楽」でした。
今日は、市民学習センターの「スタジオ」を会場にしていました。
先生から「秋のイメージは?」とお話があって、受講生は口々に「秋は私の誕生日!!」とか「ブドウ」「きのこ」とか答えていたようです。
私は、次男が席に着いたのを見届けて、次男に小さく手を振ってスタジオを出ました。
音楽は、次男は、「ひとりでかってに歌うのは好きだけど、いっしょに歌うのは苦手」という微妙な感覚がありますから、母が見ているとイヤかな。。。と思ってスタジオに残りませんでした
施設内を一周してきたら、養護教育振興会の先生とバッタリと出くわしました。
「見学していいですよ。壁際に椅子を並べてあります。お母さん方、数人が見学しておられます。」と言っていただいて、思いなおして、見学させていただくことにしました。
受講生達は、秋のイメージに合った歌を数曲歌い終わった後でした。
その後、手拍子でリズム打ち、輪唱と続きました。
ピアノ伴奏つきですからぜいたくな講座ですね。
休憩をはさんで、バルーン、椅子取りゲームと続きました。
椅子取りゲームの一等賞になったのは、ダウン症の女性で、ご褒美は、「一番好きな人と握手。」だったのですが、ハグしてました。
相手の男性もダウン症で、いつも感じることですが、彼らのストレートな感情表現はうらやましく感じます。
知的障害のある自閉症よりも、知的障害のあるダウン症の方が生き易いかも。。。。と思います。
でも、それはやっぱり個人差があることで、ストレート過ぎてものすごい頑固さを発揮して生活しにくい人もいますし、それより何より健康上に大きな問題を抱えている人もいます。
次男の障害の特徴、重さは次男の「代え難い運命」ですから、このままの次男で勝負していくしかないですね。
椅子取りゲームで、同じ椅子を二人で取りあって、お互いに譲り合っているという光景がたびたびありました。
目があって譲り合っているのでした。
個人差もあり、育った環境の差もあるのでしょうが、そういう様子が可愛らしくもあり、生きにくさでもあるのだな。。。と思って見ていました。
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軽い知的障害のある人の中には、普通にきれいな女性もいます。
知的障害のある男性であっても、美醜の基準は一定のようで、別のクラスからも男性が「○○○子ちゃん。」と彼女の名を呼んで彼女に声をかけるためにやってきます。
女性は美人である方が得です。
でも、知的障害がある場合は、本人もその家族も「知的障害があるのだ。」という自覚と覚悟が本人を守るために必要だと思います。
きちんと特別支援学校に進学して、卒業して、職場には彼女に知的障害があるという条件で受け入れていただいているのでしょう。
顔立ちがよくて、知的障害の程度が軽ければ、普通の偏差値の低い高校にまぎれて進学できないこともなかった。。。と思われますが、ご両親が賢明でいらしたのだろう。。。と想像しています。