「意欲を引き出す工夫を」
学校の先生ら、発達障害の子との接し方学ぶ
県生涯学習推進センター(塩尻市)は15日、
発達障害がある子どもとの接し方を学ぶ研修を同センターで開いた。
講演した信州大医学部(松本市)の
「子どものこころの発達医学教室」の本田秀夫教授は、
発達障害のある子と接する教員には、
できないことをできるようにする指導ではなく、
「興味があることを理解し、意欲を引き出す工夫をしてほしい」
と助言した。
本田教授は、発達障害の人について
「対人関係では一般の人の何倍も疲れやすく、
集団の中にいるだけでも相当なストレスを感じている」
と説明。
親や教員は
「みんな我慢している」
と声をかけてしまいがちだが、
多くの人は発達障害の人たちほどには我慢していない―と強調した。
研修は教員や、
子どもの支援に関わる人ら約280人(オンライン含む)が聴講。
松川村松川中学校で特別支援学級を担任する竹平寛恵教諭(28)は
「日頃の生徒への接し方で反省する点もあり、
明日からどうしていくか、考えるきっかけになった」
と話していた。
[信濃毎日新聞]
教室にいると大勢の中の一人でも、
その分、本人も大勢の中で人一倍頑張っているんでしょうね。
久しぶりに本田先生の話題ですね。☄
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