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なかなかいいネタ無かったりして、更新が滞ってしまい、申し訳ありません。 今回もユーロ・ウエスタンであるスペインの作品、"Siete cabalgan hacia la muerte" (死に向って馬を進める7人) 1979年 を紹介します。 少し前にスペインでDVDが出ていたのですが、ジャケットもパッとしないデザインだったせいもあってか、全然気が付きませんでした。 その一方、ポスターとかはカッコ良かったりするんですけどね。 さては作品の方ですが、"Réquiem para el gringo" (グリンゴのための鎮魂歌)や"Ancora dollari per i MacGregor" (マクレガーのためのより多くのドル)を撮っているスペイン人の監督ホセ・ルイス・メリーノの作品です。 ストーリーは、ニューメキシコの裕福な地主であるザカリー・カーターは、牧場を売って大金を手にした直後に殺されます。彼の家族や牧場の関係者である7人のメンバーは、先住民で第一容疑者と疑われた「白いバッファロー」を追い詰めるために追跡隊を組織します。その後は延々と追跡を続けていく内に一人ずつ殺されていくというロード・ムービーです。また、7人のメンバーは、「傲慢」「嫉妬」「憤怒」といった、ブラッド・ピットの「セブン」に出てきた7つの大罪を背負っているという設定のようです。 出演者はスペインの俳優ばかりのようで、あまり見覚えが無い人ばかりなのですが、ヒロインのアサンプタ・セルナ(変名アダ・ロディエ)は有名な女優さんのようですね。 音楽は、アルフォンゾ・リノス、ホセ・バランコ、リカルド・レクエロと言った名前がクレジットされています。主題歌はのんびりした感じのカントリー&ウエスタン調の歌で、(悪役の俳優にいそうな名前の)ホセ・マニュエル・ゴンザレス・リコという歌手によるもののようです。 ただ、この作品のスペイン監督作品らしい、やり切れないエンディングに、脳天気な感じの曲が淡々とかかっているのは良い意味でシュールさを感じます。 DVDはおそらくビデオ起こしと思われる画質でフルスクリーンです。 アサンプタ・セルナ ルック・リトロス、 エマニュエル・デイ、ジョージ・グランドソン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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