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カテゴリ:防災・減災・生存術
当ブログ初の一日二回書き込みです。いかに仕事が休業状態なのか知れますね(涙)。 災害の後、一番深刻なのはメンタル面の衰弱です。物資の方は道路が回復していくに従って供給されていきますが、精神面での回復はなかなか難題です。 被災され避難生活を送られている方、家族と連絡がつかず焦燥に駆られている方はもとより、自宅や職場は無事でも、余震や計画停電等により仕事にならない方(私もですが)もまた強いストレスを覚えはじめます。 せめて外でリフレッシュできる場所があるのが一番ですが、外出もままならず(というか外でれるなら仕事に行けますし・・・。それに福島原発に関わる地域では外に出ることすら危険なところもありますし)、食べ物も不足して収入や将来に不安を抱えながら家にいるのはとても苦痛になってしまいます。ましてや余震などの可能性があるため、メディア媒体を今は片時も手放せない状況です。 しかし当然ながらストレスがたまった状況では、ご本人も家族も辛く体も弱ってしまいます(かくゆう私も結構ストレスがあるのか、鈍い頭痛がずっと続いています)。 正直専門家ではない私にはきちっとした解決策を示すことが出来ません。 なので一素人の実践法ですが、少し参考にしていただければと思います(ただしウチは東京都で自宅のインフラがほぼ健在のため出来る方法だという点が、被災地の方に申し訳なく感じています)。 1日の間に少しなりとも「趣味の時間」を意識して持つようにしています。自分の好きな本を読んだり、ゲームをしたり、まだ寒いのでプラモ作ったりは出来ませんが、そういったことをして過ごす時間です。 今の状況だと1日「趣味の時間」になってしまいますが(涙)、その辺は加減します。また急遽地震で避難することになることを想定して、避難用リュックの中には、読んでいない趣味の本を一冊は常に入れておいてあります(新しい本買った場合は順次交代しながらおいてあります)。これで避難することになっても少しは気を紛らわすことが出来ます。 食事などもおろそかになったりしてしまいますが、1日の内、一食は普段通りの食事をすることにしています。例えば3食非常食だと、メンタル的に落ち込んでしまう可能性があるからです。それに好きなもの、例えばアイスクリームやコーヒーなども、普段より回数は減るものの、少しは口にするようにしています。ただアルコールに関しては、ひどい場合は依存症になりやすいので注意が必要です。 災害からの復興はどうしても長期戦です。我慢しなくてはいけないことが多々ありますが、我慢だけでは体が持ちません。倒れてしまったらそれこそ本末転倒なので我慢しすぎてはいけないと思うのです。 あとは睡眠をしっかりとることですね。こんな時に眠れないよという方も多いと思います。ですが災害からの復興は長期戦ですから、しっかりと睡眠をとって疲れを残さないようにする努力は必要です。 私の場合、そうはいってもストレスが抜けていないので頭痛がしたりしているのだなと思っています。やはり修行が足りないようです。 最初の頃は、避難勧告がきたらすぐに対応できるようにと緊張しながら横になっていましたが、最近は爆睡していて逃げ遅れたらそれまでのことと割り切って、なるべく寝間着に着替えて休めるときは横になって休むようにしています(もちろん避難用のリュックやヘルメットは傍らに置いてあります)。やっぱり私服で寝るのは疲れが取れないんですよね・・・。 それ以外にも入浴やDVD鑑賞など、可能な限り出来ることはやってみるのがいいと思います(やりたいけど出来ない地域におられる方には、本当に申し訳ないです・・・)。 ブログや掲示板に悩みをぶつけてみるのもいいかもしれません。ストレスをため込むのは良くないですから、悩みははき出してしまいましょう。書き込みしても解決には到りませんが、悩みと向き合うことで気持ちをあらたにして前向きになることが出来るならそれも良いストレス発散法です(でも殺人予告や罵詈雑言はダメですよ。書いても逆にストレスがたまるだけですから)。 よろしければ当ブログのコメント欄や掲示板を使ってください。非才の身故にお返事は出来ないかも知れませんが・・・。 それでは皆様、どうかお体には気をつけてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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